フランの冒険日誌

その２とか書いてますが、そんな仰々しいもんじゃないです。
世間はナドラダイト鉱石と天竜草でウマウマらしいですが、こちとら竜の世界どころかキラキラマラソンすらやりませんので、いいものを長く使う節約志向です。

錬金石の情報聞いた時は、本気でどうしようかと思いましたが（装備ほぼ80以下）。












２、何にこだわるか

こだわりは深い方です。
下手なくせに色々こだわります。



※大いに個人差がありますので、「よくわかんないし、関係ないな」という方は読み飛ばしてもらって構いません。



前回も少し触れましたが、一番気を遣うのは世界観を壊さないこと。
１次創作においては自分がゼロから世界観をつくるのでどうでもいいのですが、２次創作となると元になる物語、世界観、キャラクター、その他諸々が既に出来上がっている状態ですよね。
自分が何か書き上げたいストーリーが出来たとして、でもそれが原作のイメージと乖離していたらぶっちゃけ興ざめだと思うのです。
極端な例を挙げると、DQの世界でいきなりファイナル○ァンタジーのアル○マなんて出てきたら「おいおい」ってなるはず。
サボテンダー？　シャントット？　記憶にございません。

世界観に大きく関わるのは、何においてもキャラクターだと思っています。
つまり、オリジナルキャラクターが存在すると世界観が大きく揺らぐと言っても過言ではありません（モブキャラ等はその限りではないですが）
よくある「夢小説」という架空のキャラが主軸になるジャンルは、そういう意味で苦手としています。

だから正直な所、自分の小説でも主人公はぶっちゃけ出したくないのです。
例としてウェディの青年ヒューザは、孤高でクールなキャラクターとして描かれています。これはほぼ100%の人が同じキャラ像を思い描けると思います。

では主人公はどうか。

「明るく活発なオーガの青年」というイメージでキャラメイクをした人もいれば、「思慮深いプクリポ」ですとか、「愚鈍なウェディの少女」など、個人ごとに作り上げた主人公像は大きく異なります。
自分で言えば、「厭世的で、復讐心を消しきれないエルフの少女」といった感じです。
こうなると登場人物に共通のイメージ像が見いだせず、「自分の中のDQ10では、こんなキャラクターはいないのに」と違和感を覚える訳です。
結果、どうしてもそのお話にのめりこめなくなる。そしてつまらなく感じる。可能な限り読んで頂いた人に「面白かった」思ってもらう為に、個人的に結構気にしているのです。故に、オリジナルキャラクターは極力出したくない、と。
２次創作は世界観を自分で構築しなくてよい反面、そういった事にも留意していかなければならないと（あくまで個人的には）思います。

もちろん、「知らないキャラがいるからこそ面白い」「そもそも全く気にしない」という人は、それでいいのですが……
というか面白いと思ってもらえる技量を先に身につけろという話なのですけど！　重々分かっていますけれども！
いずれは主人公も外れていく形で、自分も話を書いていきたいですね。


2016.06 09