かつて東京魔人学園では格闘を大々的にフィーチャーしたのに
(しかも「剣風帖」と名乗っておきながら主人公は格闘という念の入れよう)、
近頃は格闘の存在を忘れたかのような采配を見せるリッキーD。
どうしてそうなったのかを追及するシリーズ第3弾。
ver.1初期の頃は、スキル振り分けでパッシブを優先すると武器スキルを満足に振れず、
また、サポを雇ってのレベル上げは効率が悪かった為、
全職で使える格闘は非常に使い勝手がよく、
魔法使いでも格闘でフィールド狩りするような人が大勢いました。
そんな折に、低レベル帯で格闘が便利な状況では武器職人の新規参入が阻害される、
という旨の提案があったのを思い出します。
高レベルの武器は需要があるからいいが、低レベルではみんな格闘の状況だと低レベルの武器が売れない、
そうなると新人武器職人が苦しい、
という内容で、なるほどその通りだと思えました。
職人システムの生みの親といえばりっきー。
職人がやりにくいとなれば当然、
その後はばくれつけんの弱体化や、汗と涙の結晶の導入などで格闘の時代は過ぎ去り、
今に至っています。
そんな中で学園をやるにあたり、
「オンラインの制約」があって本編でやれないことをやりたい、
といった旨のりっきー発言がありました。
ザキやどくばりもそうですが、上記格闘の件なんかはまさに「オンラインの制約」そのものです。
となれば学園では、以前の日誌で書いたようなイメージのこともあり、
強かった頃の格闘を期待するのも当然。
が、蓋を開けてみれば、「オンラインの制約」絡みな内容は、
材料を気にせず職人ができる件ぐらい。
格闘は本編より弱体化されてるし、ザキとどくばりは姿すら見えません。
これはつまり、職人をもっと気軽にやってもらいたい、ということしか考えられていないのではないでしょうか。
いわば職人脳に毒されているのが、元凶のように思えます。
目を覚ましてくれることを祈るばかりです。
余談ですが、この写真の女の先生が吸血鬼バレするのは、最終話の一つ前の章です。
学園で言うと11話になるはずです。
あと、ぐるぐるメガネの女の子は一見黒幕っぽいですが、ただの超常現象マニアです。
ポジション的に。