DQ9クリアしました。
感想:(ストーリーが辛くて)(クエストが鬼畜で)しんどい
DQ10でイルーシャのテーマとして使われている天の祈り
原典はDQ9の天使界のBGM
天使界を訪れるタイミングは辛いイベントとばかり重なるのでどんどんトラウマBGMになっていきます。いい意味で。
進撃の巨人も辛い展開だけど、僕はDQ9で名画ライナー状態になってました。
ドラクエっていう鬱ゲー面白いよね。
以下ネタバレ
追加クエ全く触ってない時点での感想ですが
あのエンディングは何!
天使から人間になる、その決意も並々ならぬものだとは思うけど、何より共に暮らしてきた天使たちがみんな星になり、故郷の天使界も消えて、友達のサンディも居なくなって、地上を守ると言うフワッとした使命を与えられて1人取り残されるナイン
「いったいいつの頃からこの世界を見守ってきたのだろう...。
ボクたちは天使と呼ばれていた。」
冒頭にもあるこのモノローグはおそらく主人公のものだけど、エンディングでは「呼ばれていた」の意味が過去形になってしまっているのが苦しすぎる
極め付けにあらすじの「ナインの新しい旅が始まるのだ」
永遠に旅をし続けろと?無理に決まってる。僕がDQ10を1年続けているのも奇跡なくらいなのに、こんな鬼畜なゲームを遊び続けるとか無理。
でもそこでプレイを辞めてしまったら、ナイン君の冒険がそこまでで終わる。
天使界の取り損ねた宝箱を取ろうと思ったら、データは一つなのでこのナイン君の冒険の書を削除するしかない
物語の終わりが製作者ではなくプレイヤーに完全に委ねられてしまっている恐怖。
10以前の、元祖「終わらないドラクエ」
言うなればDQ10バージョン0でしょうか
一緒に遊ぶ人がいなくても、面白いゲームだと思います
虚無してる方は、中古買って遊んでみてはいかがでしょうか。