感想広場に投稿したバージョン7.0の感想です。実際は少し削りました。
ネタバレ注意!!!
創失した奥方の名前を「開発がうっかり直し忘れてたりしないかな?」という動機で色々走り回りましたが、そのプレイヤーの動きが主人公(PC)がまず取るであろう行動と重なるのが素晴らしいギミックだと思いました!
■メネト村
ストーリーテリングがドラクエらしくて、往年のドラクエを3D化したようなワクワク感があります。フクロウに4人が眠らされてしまいあわや全滅というシーンは秀逸です。即寝てしまう主人公がなんて可愛い。
■ムニエカの町
NPCに話しかけて回っていると「変だな」「もしや」という伏線があるのが良いです。
■アマラーク王国
価値観をベースに国王には常に複数の警備見張りが配置されるなど、しっかりと背景が組み立てられているのが楽しいです。
■ウォルド
オープニングやパッケージで示唆されていたDQ9の最初の村ですが、いざ廃墟となったことを知るときの感傷がDQ10でしか得られないものでした。
楽しみにしていて良かったと思いました。
以下は書ききれなかった分とか。
ストーリー上の探索拠点「はじまりの地」を実際にプレイヤーが拠点にしやすい設計になってるのがとっても良いですね。冒頭にも書きましたがもしかしたら、今回はプレイヤーの動きと世界観のシンクロを重視しているのかも知れません。そうであれ!!(大声)
さて…
バージョン6に比べたら面白い…という評価がよく見られますね。
バージョン6全体の評価はさておき、6.0よりも7.0の方がヒキがいいのは確かだと僕も思います。
なにしろ6.0は、試練を続ける理由が主人公(PC)にはなかった(これについては何度か広場や日誌で書いたと思います)。
一方で7.0は5.0と同様に主人公(PC)が旅をする強い動機があります。そして現実のプレイヤーにとっても、ゲームを進める動機があります。「ドラクエ9のその後」を知るという。
以前広場で指摘した点が改善されたというところは、しっかり評価したいと思います。
バージョン1~5の「ジャゴヌバ編」が終了し、新たに「ゼニアス編」がはじまったとでも言いましょうか。ちょっと口が悪いですが、バージョン6に関しては「ゼニアス編」の「予兆クエスト」と位置付けておくのが良いと思います。
異界アスタルジア関連でもちょっと語りたいのですが、とりあえず蓋を開けてからにしましょう。追記するかもですが、今回はここまで。