はじめに
この日誌は元フレンドのあの子とあの子を中心とした出来事や人々への思いを馳せる個人的な日誌であり、私の想像を中心とした日誌です。
この日誌は本のページをめくるように、つらつらと書き込んで行くスタイルです。
この日誌の書き込み方の発想はあの子達の書き方に感銘を受け真似したものです。
この日誌は無計画故に考えが変わることもありますし、飽きれば突然やめますし、突然再開することもあるかもしれません。
この日誌は決して楽しい話ではありませんし、内容や意味を読み取るのはあの子と関わった方々に数名いるかもしれませんが、彼らはもうここまでは来ないでしょう。
それでは、開演の幕が上がるその日その時まで…いいえ、幕が上がるかどうかさえも分かりません。そんな日誌です。
【アルカナセラピナ】1
あの子は過ちを犯したし今も間違え続けているでしょう
でもそれらは私には無縁の話
じゃあ何故そんなあの子を日誌に残すほど気にかけたのか
どんな心情の時も他人の話に耳を傾ける努力を惜しまない、他にもあったように思うけど、そんな所が可愛いと私は思ってたみたい
【アルカナセラピナ】2
あの子にかけた幾つかの小さなおまじない
それももう消えかけてるけど
ここに1つだけ残しておこうと思うの
それはあの子が狭間で揺れた後のおはなし
私はあの子が生まれ変わるチャンスだと思ったの
周りの景色を眺めながら歩けますように
自分の足で歩けますように
ありのままの幸せを感じられますように
もっと軽やかに歩けますように
本当の幸せを色とりどりの幸せを見つけられますように
フォーチュンブーツを贈ったの
あの子は気付かないでしょう
少なくともあの時の正しさのまま止まっているであろうあの子には
そして見えない鎖に縛られた彼も
例えこの文章を読んだとしても
大切な部分は隠したまま
答えは教えないの
自分で見つけなくては見つけられないから
ただただ幸せにと願いながら
【お知らせ】
引き続きしばらくこの日誌は休憩します。
続きは気が向いたらです。