(その1からの続きです)
ステージが準備された当初は本来の要望通り、参加者さん同士記念撮影をしたり、仕草で遊んでみたり、ドレスアップを披露する場所として利用される事が多かったです。
そんな利用をされるようになってから数か月後の2013年7月、ある参加者さんからステージを借りたいとの申し入れがありました。
聞けば、歌の歌詞と仕草を合わせて踊るというパフォーマンスをされているとの事。
面白そうでしたので、どうぞと貸出ししました。
これが、チャット居酒屋にてステージを使った初めてのパフォーマンスです。
このプレイヤーさんはその後何度かいらしてパフォーマンスを披露してくださいました。
すると、これをご覧になった他の参加者さんから徐々に「自分もパフォーマンスをしてみたい!」との希望が上がるようになってきたのです。
また、ここの噂を聞かれたという、既に他の場所でパフォーマンスをされていた方からも、「ステージを借りれないか」とのオファーが来るようになり、ステージを使ったパフォーマンスはどんどんその数を増やしていったのです。
これは、後にとあるパフォーマーさんから伺った話ですが、当時はこういったパフォーマンスを披露する場所があまり無かったのだそうです。
それもまた、パフォーマンス希望が増える要因となっていたようですね。
始めのうちは希望があるなら、参加者の皆さんが喜ぶならと気軽にステージをお貸ししていたのですが、徐々に問題が出てきました。
パフォーマンスは基本的に個人の演技を見せる形が多く、他のプレイヤーさんが参加できる形のものは少な目でした。
そのため、パフォーマンス実施中はチャットを楽しむことが出来ず、チャットを楽しみにいらした参加者さんがチャットできずに帰るという状況が増えてしまったのです。
また、この頃からチャットではなくパフォーマンスだけを楽しみに参加される方も徐々に増えつつありました。
きっかけがパフォーマンスでもその後他の方と交流されるのであればよいのですが、そういった方の中にはパフォーマンスが無ければ他の方と交流せずに帰る方や、他の方が話しかけても無言で交流を阻む方もおられました。
これではイベント本来の目的からずれた形になる、という懸念もあり、今現在も続く「23時から30分間のみパフォーマンスOK」とするルールを作ったのです。
これが大体2014年の6月頃で、その後今まで約3年間続いてきました。
(続きます)