世の中、COVID-19(通称:コロナウィルス)のせいであちこちで不安な方を多く見かけます。
こんな時には、人の心に付け込んでデマ情報や嘘の情報が意図的に流されることもよくあります。
特に、まだ世の中での経験が少ないお子さんには、そういった情報を誤った情報と知らずに素直に信じてしまう傾向があるようですね。
毎週私が開催しているプレイべ「チャット居酒屋(Fairyknots)」の先週の開催日の時に、こんな話をしてくれたお子さんプレイヤーが居ました。
「ボギワン(私)さんって、悪い事した方なんですね。」
話を聞いてみると、こんな事が先週あったとか。
・プレイ中、知らない方からPTお誘いが来て受けたらボギワンさんに対して凄く怒っているという話をされた。
・その人は、ボギワンさんにチームを潰された事を激怒していた。
・その人の話を聞いて、ボギワンさんは酷い人だったと信じた。
当然私にとっては身に覚えの無い話なので、聞いた話について詳細を訊ねてみると、
・話してきたプレイヤーさんの名前とIDは?
→ 〇〇さん(伏せます。ちなみに私の知らない方です。)、IDは覚えていません。
・いつくらいに潰されたって言ってました?
→ 聞いていません。
・潰されたチームの名前は?
→ 聞いていません。
・ボギワンがどうやってチームを潰したって言ってました?
→ 聞いていません。
・なぜその人が本当の事を言っていると思ったんですか?
→ すごくボギワンさんに対して怒っているのが分かったので、事実だと思いました。
さて、第三者目線でこの話を見た時にどれだけ信憑性のある話だと思うでしょうか?
一番重要な「5W1H(誰が、いつ、どこで、何を、どうして、どのように)」の大半が抜けている状況です。
信用に足る情報が何もありません。
しかし、話をされた本人は「事実だ」と思い込んでしまった。
これ、実は今世の中で多い、デマが流れるパターンと同じなんですよね。
その情報の信憑性は問われず、表面の情報(ここで言うと、ボギワンは他人のチームを潰した、と言う情報)だけ広がって特定個人や世の中に悪影響を及ぼすパターンです。
世の中、多くの情報が流れていますがそれを他人に伝える前には
・可能な限り事実確認を行うことが必要
・事実確認が取れない場合は、他人に伝えることを止める勇気も必要
という事が肝心です。
ちなみに、この話をしてくれた彼には「私の事を悪人と思うかどうかは任せますけど、それをそのまま人に話すと貴方自身が嘘つき呼ばわりされるので注意してくださいね。」と伝えておきました。
(ご本人も理解してくれました。)
こんな世の中です。様々な情報が流れることが多いですが、デマや誤情報に振り回されないよう皆様もお気を付けください。
早く、明るい世の中になりますように!