本気を出したミコトは木工職人にあふれていた。
しかし、仕事(リアル)の忙しさに、あまり作業は捗っていなかった…。
ミコト「もうやだ…こんな生活…」
時間を見つけては、あくる日もあくる日もモーモンスティックを作成する作業。
週コンテンツもままならないまま、とある願望が脳裏を横切る。
ミコト「どーせ、イベント今沢山きてるし、運営はGPなんて開かないよ。」
そう、いつものさぼり癖が舞い降りてしまったのだ!
寝落ちを繰り返しながら、堕落する生活。
中の人は、もはや衰弱しきっていた…。
―――寝落ちの中、ふと懐かしい夢を見る。
可愛いプクリポのフレンド、モッフンニョさんと出会った頃を思い出す。
ミコト「モッフンさん可愛いね。おひげがチャーミング!」
モッフンニョ「ミコトさんも、可愛いよ~」
ああ、あの頃は良かった。
何が変わってしまったのか。
ほろりと落ちる一粒の涙。
朝方4時過ぎ、私は目覚めた。
ミコト「このままじゃいけない――。自分を取り戻そう!」
そうやって、再度決意したミコトは職人に励むのであった。
―――次の日。
予想が的中…第六回グランプリの告知が来たのだ。
まだ職人レベルは30で、駆け出したばかり。
お金なんて全然稼げないけど、これからの私は道を迷わないだろう。
今回の精一杯の装備で私の「想い」一撃を受け止めて欲しい。
さぁ、冒険の始まりだ!
まだ見ぬ世界が私を待っている――。
続く
出演:ミコト
スペシャルゲスト:モッフンニョ (ミコトのフレンド)