ミコトの冒険日誌

3510「もっとCD出ればいいのに…版権問題かな、やっぱり…。」


最近ボルテにはまりつつ私。
エフェクターは嫌いだけど、曲は好きなのが多い。

特にEXIT TUNESの版権は有名なボカロ曲が多い為、ついついプレイしてしまう。 3510「ふー、何とかクリアできた。」
      (む………何だろ、あの子。ギャラリーかな？)


1曲目をプレイし終えると、女子中学生が背後で私をじーっと見ていた。
どうやらボルテに興味があるみたい。


3510 (よし、ここはお姉さんが人肌脱いでやろう。)


有名なボカロ曲なら、反応があるかもしれない。
そう思った私は 天ノ弱 をプレイ。
そこそこボカロをかじった事のある人にはわかるだろうという判断。


※天ノ弱とは…
正式な曲名は「天ノ弱」。164の24作目で『天性の弱虫』である。
2011年12月4日に自身初のミリオンを達成。
喧嘩した男女の心情を語る曲である。
詳しくはWEBで！ 元々ボルテは苦手。KONAMIの他機種合同イベントでしかほとんどやってない為
私の限界のレベルは13程度。
選んだ天ノ弱の難易度EXHのレベルは14。

実はプレイしながらクリアできなかったら恥ずかしいとドキドキしてた…。


―――結果は見事にクリア！AA判定で悪くないスコアだった。

私は自慢げに、ちょっとだけどや顔してた。
するとどうだろう、私のプレイに感動したのか、背後にいた女子中学生はボソボソと声を洩らした。

女子中学生「す、すごい……。あんなのできないよ…おばさん凄い…。」


ピクッ


その一言を聞き洩らさなかった私はとっさに反応した。


3510「おい待て、ガキ。今何て言った？」


私はくるりと振り向き、彼女を見て冷たく声をあげる。


女子中学生「……あ、ごめんなさい。か、帰ります……。」

3510「あ…………」

(し、しまった…つい口に出てしまった。) 時すでに遅し、そそくさとその子は出口へ向かって走って行った。
前途ある若者のボルテへの道を閉ざしてしまった。

今はもう……反省している。多分。