まいど!
北海道が好き過ぎて、セコマカードを作ったぽうです。
最近ユーチューブで事故物件心霊現象をよく観ていて、ふと思い出した事があります。
実家の隣に叔父夫婦が住んでおり、一時期暇さえあれば入り浸っておりました。
叔父夫婦には残念ながら子宝には恵まれずにおり、代わりではないですが、犬を二匹飼っていました。
大変可愛がっていましたが、大型犬の一匹が亡くなり少したったある日の事。何時ものように叔父夫婦とオイラと叔父の友達で酒を飲み下らない世間話をしていたその時、リビングと廊下を繋ぐすりガラスの扉に、カシュっと犬の前足が引っ掻くのが見えました。
んっとオイラは振り向きそして何故か死んだ犬の体と名前が頭の中に浮かび、扉を開けなくちゃと立ち上がったのです。
オイラが急に立ち上がるから皆不思議そうにオイラを見ていたと思う。本当は犬の名前を呼びながら、おいで、と扉を開けたがったが、オイラは心霊現象を信じておらず、その行為には抵抗があり何も言わずに扉を開け少しキョロキョロと辺りを見渡した。
どうした、と叔父が言いオイラは犬の名前がいたと答えた。
そうかと叔父は、楽しそうにしてたから入りたかったのかなと。
前足の関節の毛が少し白くなっていた犬。
すりガラス越しにも白くなっていたのが確認できた。何でオイラに見えて、叔父夫婦に見えなかったのかはわからない。
オイラは霊感なんてわからない。知りたくもない。
でも、今になって思うのはちゃんと名前を呼んで扉を開けてあげたかった、嬉しそうにしっぽを振りながら入ってくる姿を思うと、よかったね、と叔父夫婦に撫でられている姿が目に浮かびます。