いしゅの冒険日誌

　澄みわたる空を駆ける。本当に美しい場所ですね。グラフィック班は頑張り過ぎている。
　剣のようなものを調べるとアストルティア創生の話を聞くことが出来た。

　ルティアナは、ナドラガが十分に育って力を付けた後、５大陸＋レンダーシアの６神を産んだらしい。
　うーむ……田分け、という言葉もありますが……。

＞ルティアナ「異なる才や　個性を持つ者たちが　手を結んだ時　そこに比類なき　強きチカラが　生まれる。」

　昔は種族ごとに異なる能力（ステータス）が設定されており、オーガは火に強いとか種族ごとの特長があったそうですね。
　それがそのままだったらすごく説得力のある話だったのに……。

＞ナドラガ「チカラを持つ　竜の民こそが　他の種を　統べるべきだ。それこそが　闇の者たちに対抗する　唯一の手段である。」

　話に出てくる「闇の者」との戦いで、母神ルティアナはその身を失っている。７神を創生したルティアナでさえ身を失う相手。それが闇の者たち。
　それに対して、「統制の取れた組織として対抗するべき。統制を取るのは長兄の俺やろ」と言うナドラガの意見はわりと理に適っていると言える。前述の「異なる才や個性を持つ者たちが手を結ぶ」ともまったく相反しない。能力の如何を問わず、とりあえず長兄が後を継ぐべきというのも、混乱を避けるためには理に適っている。実際の家でもそうですね。どんなに優れた弟でも、兄を差し置いて家を継ぐとゴタゴタが必ず起こります。
　だが、それに対して異を唱える６種族神。うーむ……。

＞ワギ「我々の　調和のチカラの前に　ナドラガは　後退し　戦いの終焉は　目前でした。」

　先日の日誌でも書いた、現在と同じ状況だ。１対６（ナドラガ対その他の神）という絶望的に勝ち目のない状況。
　１対２程度ならまだしも１対６である。もはやイジメのレベルだ。どう転んでも無理ゲー。

＞ワギ「しかし……おろかな兄は　敗北を認めることができず　恐ろしい禁忌に　手を出したのです。」
＞ワギ「兄は　大いなる闇の根源と　手を結び　魔瘴のチカラを　その身に　宿してしまいました。」

　１対６の圧倒的状況で完封する事が出来なかったのは、やはりナドラガが強いのか、６神が生まれたてだったからか……。
　窮鼠猫を噛む。
　客観的に見るとナドラガ神のせいではないのよね。

＞ピナヘト「この　あまりに激しい戦いを　終わらせるために　グランゼニスを除く五神は　意思だけの　存在になっちゃったんだ。」

　えっ、どういうこと？
　終わらせる「ために」の文脈の繋がりがまったくわからない。日本語でお願いしますピナヘト先生。
　激しい戦いが終わる前から意思だけの存在になっちゃったの？　戦国大名の隠居みたいなこと？（実権はあるとか？）
　残念ながらピナヘト神は説明してくれない。私の理解を超える何かしらの裏設定があるのでしょう。たぶん。……そう思うしか理解できない。

＞グランゼニス「すべてのチカラを　使い果たした私は　永き眠りに　つくこととなった……。かくして　アストルティアから　神は失われた。」

　ルティアナは身を失い、ナドラガは封印され、五種族神は意思だけの存在となる。ただ、グランゼニス神だけは長き眠りについているだけなんですね。
　今後のストーリーで、寝ているだけのグランゼニス神が目を覚ますことがあるのかな？

＞ルティアナ「ナドラガ……私が　最初に生んだ　闇に染まりし　悲しき子。どうか　そなたの手で……　あの　おろかな子を　止めてくれ。」

　なるほど。前大戦でこてんぱんにされても「１対６ならしょうがない」みたいな甘えで負けを認められず、ナドラガ神は改心できない。だから、その六種族神が生んだ人の子が純粋に力でねじ伏せれば負けを認めるかも、ってか。
　友人（エステラたち竜族）の親を拳でこらしめる、みたいな感覚でなんか嫌な役だなぁｗ