Ver.6 実装までもう1週間ちょっと。そろそろ Ver.5.5 後期のネタバレ日誌も出していいかな。今回は6500文字ぐらいになりました。冒険日誌の厳しい文字数制限のため全4回になりますのでご了承ください。
魔界全土に魔瘴が濃く吹き出し、大魔瘴期が始まろうとしている。タイムリミットは近い……。
とは言っても、魔界の時間感覚はアストルティアのそれとは異なる。何百年も生きる魔族が多くいるからだ(ヴァレリアなどは千年単位で生きている)。大魔瘴期が始まるとは言っても、アストルティアに影響を及ぼすまでは何十年単位後の話なのかもしれない。
それに、チームクエストでいつもお世話になっている便利なフィールド、1000年先のアルウェーンには何も異変が起きていない……。魔界全土に魔瘴エフェクトをかけるぐらいなのだから何か仕込んでいると思っていたのだけど。
つまり、VSジャゴヌバ戦は、約束された完全勝利なのだ。何も恐れる必要はありません! 物語に緊張感が無いとか言わない! いざゆかん!
>ルティアナ「世界は 音もなく 滅びへと向かっている。 闇の根源の 悪しき手によって……。」
安心して下さい創生神ルティアナ。アストルティアを創りたまいし創生神にすら予見できない、約束された我々の勝利なのです。
冥王ネルゲルが危険視した時渡りの能力の凄さが解かりますね。
残念ながら、ルティアナとジャゴヌバにはその怖さが解からないようです。創生神とそれに比肩する邪神なのにネルゲル以下の素養なのは本当に残念。
>魔仙卿「異界滅神ジャゴヌバが封印され 魔界が アストルティアから 切り離された後 残された者たちは 魔族や魔物になった。」
兄弟が語る先代魔仙卿の話。
アストルティアからの魔界大陸の切り離しと、ジャゴヌバ・ルティアナの封印は同時に行われていることが解かる。
>魔仙卿「しかし 魔瘴によって 特異な能力を得た彼らも 濃厚な魔瘴が持つ 強烈な変質を促すチカラには 肉体が耐え切れず 多くの犠牲が出たのだ。」
ゴッツェ(Ver.5.3で登場)のように耐えうる魔族もいれば、月明かりの谷のように耐えきれない魔族もいるらしい。
魔瘴による魔族の淘汰が行われ、弱き魔族が間引かれていくことによって、魔族全体の人口こそ増えづらいものの、魔族の強さの純度は上がっていくというわけだ。すなわち生き物としては純粋な進化を遂げている。
魔族の生体寿命は、数百年はゆうにあることが多い。アストルティアと魔界が同じだった頃、のちに魔界となる地域に住む人たちもアストルティアの人たちとなんら変わらなかったはずなのに。それが、ヒメアのような不老不死の秘術を用いることなく、魔族としての特質(長寿命)を得るに至っている。純粋な進化だ。
魔族は、魔瘴に適応できるように進化と淘汰を繰り返してきたアストルティアの人です。
>魔仙卿「それは 魔族たちの抱く 恨みと怨念が ジャゴヌバを刺激して 魔瘴を発生させることを 防ぐという 狙いがあってのことだった。」
歴代の大魔王がアストルティアに必ず出征し、必ず出現している勇者という存在に敗北するのは、魔界のガス抜きだったらしい。
Ver.2 のラスト(アンルシア、トーマ、マデサゴーラの会話)がチープになってしまうので、そんな後出しの設定はやめて欲しいのだけど……。一番楽しかった Ver.2 の記憶が汚されている感覚w
>魔仙卿「そこで ヴァルザードは 我と協力して 海の魔獣を創り出した。それは 魔瘴の海をも 突破できる 唯一の生物だった。」
魔族の進化と共に、魔瘴は攻略されていっている。
こういった研究が進めば、魔族自身も濃密な魔瘴に打ち勝つ能力を後天的に得ることが出来るようになるのだろう。アストルティアの住人でありながら魔瘴に耐性を持つようになったハッパ君のように。
さらには、魔族の進化と淘汰によって、先天的にその能力を得る時代が来るかもしれない。
>兄弟「ブルラトスは 先代の魔仙卿の命令で 魔界中の魔瘴が流れ込む ファラザード近海を 調査してくれていた。」
ファラザードから見えるでかいクジラの正体が判明。これは面白い仕掛けだ。
ただ、ファラザード近海に魔界中の魔瘴が濃密に流れ込むわりには、海面・海中にモンスターがたくさん住んでいる(血潮の浜辺)のが不可解だ。干潮を操作する建物まで海中に入って建造されている。
やはり設定上の魔瘴には何の脅威も感じない……大魔瘴期とはいったい?
(その2へ続く)