Ver.7 の新しい設定が出てくるたびに、Ver.5 の世界観が小さくなり、Ver.6 の世界設定に矛盾が出てくるというのがなんとも心苦しい……。
さぁ頑張ってストーリーを進めましょう。頑張るしかないのです。
>賢者ルシェンダ「シオン殿は現在 行方知れずとなっているが 先日 彼の部屋で 手に入れたものがある。 この羽根が そうだ。」
ガバガバセキュリティ草。
アストルティアの人々は全員、天星郷の天使たちが遥か高みから監視し続けているので今さら些細な話か。
>シオン「そして 創失と呼ばれる現象が起こった時 それに呼応するかのように 光の神殿の中から 我が主の気配が 一際強く 発せられたのです。」
その創失と呼ばれる現象をどうやって知ったのでしょうか。私はそちらの方が興味深く、今後の対策に繋がる話だと思います。
>シオン「そうすれば グランゼニス神のチカラも高まり 復活が なされるはずです。」
ナドラガ神の時もルティアナ神の時もそうでしたが、神の復活という話になるとシナリオの伏線とか主人公の意思とか関係なく道理を越えたストーリー展開になりますね。ドラクエ……ナンバリングシリーズはそうでもないですが、DQX独特の文化のようなものなのかもしれません。神の見えざる手をこうやって表現していると考えられなくもないが……感情移入ができなくなるのでRPGとしてはかなりの欠陥要素になってしまう。
>グランゼニス神「やはり ナドラガの器は 創失の呪いを受けて その存在を 消されてしまったようだな……。」
なるほどこれは時渡りの力に匹敵する能力だ。登場するキャラクターの小物ぶりに創失の呪いを侮っていた模様。
記憶や存在の有無を任意の登場人物に対して好きなように影響を与えられる。この人は知っている、でも、この人は知らない。が創作者の思うがままに設定可能。設定を気にすることなく好き勝手できる神の能力。これはなかなかとんでもないぞ。
>ポルテ「この世界に 降りかかった 創失の呪いを 自ら 振り払うため アストルティアの意思は 自由に動きまわれる 人の姿をとったのじゃ。」
万物に神は宿ります。
が、人の姿なら創失の呪いを振り払えるという道理は解からない。
>ヒーゴ「神墟ナドラグラムです! これは 撤退というより 何か 目的があって 向かっているのではないかと……。」
領界の断絶は相変わらずガバガバだった。
断罪の剣に中に入るとダンジョンが!?
これはつまり、断罪の剣はここから動くことは今後一切ないということ……この剣を取りに来たような気がしないでもないが……。
メタ的な話になるがダンジョン内にある宝箱を取りに来れなくなっちゃうからね。
>グランゼニス神「おまえが あの呪いの根源か。 必ずや 討ち倒し ナドラガの器を 取りもどしてみせよう!」
根源を断ったとて呪いが消えると思ってはいけない。思い込みは良くないぞグランゼニス神。
なにせ、創失の呪いの効果は世界設定を貫通する。開発の自由自在なのだ。5次元干渉と言うべきものだ。
>エステラ「それでは 降臨の儀式を始めましょう。 すべての領界に向けて 合図を送ります!」
えっ……。領界の断絶を貫通する通信技術がすでに確立されているのか!?
ナドラガンドの復興は恐るべきスピードで進んでいるようです。
>グランゼニス神「断罪の剣……。 よくぞ 我がもとに 戻った。」
断罪の剣が消えた!? 中にある宝箱は永遠に消えることに……?
と思ったら、剣は消えるがダンジョンの入り口は残る(ダンジョン自体は残る)という強引な解決法だったw 剣はないけど剣はある。無茶苦茶しますね。開発は無敵の人です?
>グランゼニス神「執行者などと うそぶく連中が 創失の呪いを この地に振りまこうとするなら それを 止めなければならない。」
グランゼニス神が、アストルティアの子らを見守ろうと言った五種族神を全否定だと……!?
エルドナ神の意志を尊びたいエルフ種族の自分にとっては、少しモヤモヤする神様だ。
ツッコミ所は以上です。
なんだかんだ言ってますがストーリーは楽しんでおりますよ。5次元干渉レベルの創失の呪いの設定をどのように巧く畳んでいくのか、とても楽しみにしております。