ハローベイベー!
キミの中のサンタクロースはどんなもの?
赤い服を着て白いヒゲを蓄えた小太りのおじいさんがいる。
そのおじいさんは毎年クリスマスイブの夜にトナカイに
乗って世界中の子供達にプレゼントを配るんだ。
でもね、オレの両親も周りも現実主義者でリアリスト
だったから、小さな子供の頃からそんなおじいさんは
いないんだよって教えられて育ってきた。
保育園に通っていた頃にはサンタなんていないって
考えてた記憶が今もあるから、4~5歳の頃にはもう
すでにそんな感じだ。今のおませなチビッ子たちと
比べてもなんて夢の無い子供だったんだろう。
子供ながらに、友達がサンタを信じていても何も
言わなかった。誰にでもサンタが死んだ夜っていうのが
あるだろう。そうやって大人になっていくんだ。
オレの場合はサンタが最初から死んでいただけの話だ。
両親からゾイドや戦隊ロボット、ドラクエ4のファミカセを
プレゼントで貰えればそれで良かった、満足だった。
だけどね、、、心のずっと奥では小さな小さな胸で
寂しさも感じていたんだ。