こんばんは!
僕もDQ10を初めて約2年、アストルティアの壮大な世界観にだいぶ慣れてきた時期でもあります。
そこで!「アストルティア創世記」の内容を踏まえたうえで、DQ10のストーリーの隠れた魅力を伝えたいと思いまして試しに書いてみることにしました。
まず最初はエルトナ厨の本領発揮というか、エルフの歴史についてみていきたいと思います。
世界樹の話をするには最低限神話の話をしておかないといけません。
しかし今のDQ10プレイヤーがどれだけ「アストルティア神話」を理解しているか分からないのでざっくり言うと、世界は最初に「女神ルティアナ」が創造し、その後ルティアナが種族神を創り出しました。
その中でもエルフの神である「エルドナ神」は自身の大陸を「世界樹」「エルトナの聖地」という2つの媒体を使って魔瘴から守るという手段を使ったとされています。
エルフ史について最初に詳細な記述があるのは約1000年前。
アルヴァンとカミルの時代のほぼ直後にエルトナ大陸に位置する初の世界樹が魔瘴を取り入れる能力も持ち始めます。
それに伴いカミハルムイ王国が建国され(場所は「捨てられた城」に位置する)、師ヤクルが守護者として選ばれます。
ヤクルと聞かれてピンときますでしょうか?
Ver1でエルジュに破邪舟の継承の儀式を行わせたあのエルフですね!すなわち現在の巫女ヒメアはたったの2代目なんです。
んでその肝心の世界樹は今どこにあるかといいますと、ズバリ
「暗黒大樹」です。
えぇ~!と思った方、カミハルムイ外伝ストーリーのプレイを是非ともおすすめいたします。
現在の暗黒大樹も限界が近いながらまだ魔瘴を取り入れ続けてます。そのため現在のカミハルムイにも魔瘴の研究施設が残っているわけです。
(但し世界樹守護の役目は3本目に移行しているため守護者はいない)
基本的に世界樹は限界が来ると「世界樹の花」を咲かせて新しい世界樹に世代交代します。
不老術は世界樹の力を借りているため守護の代が切り替わると守護者も死を迎えます。
先述のヤクルもレイダメデス崩壊後にエルトナ大陸に帰還しますが、世界樹の代が変わったことでヒメアに後世を託し衰弱死したと見られています。ヒメアもVer3.0で一度散っていることを考えるとこれは納得できますね。
ヒメアが守護する3本目の世界樹は2本目の悪影響を受けぬよう大陸の最東端に位置してます。それに伴いカミハルムイからエルフが徐々に東に移り住み、「ツスクルの村」を起こしたというわけです。
ここでひとつ問題が発生しますね。「一本目」はどこいった、と。
これについては実は割と最近にその出自が分かっています。
皆さんLv.100の上限解放の時の話は覚えてますか?
ダーマ神殿近くの光の河に飛び込んだアレです。始まりの世界樹は光の河の中の空間に位置していたというわけですね。
ただこの世界樹は少々事情が特殊です。
はじまりが故にルティアナが持つ「創世の力」で作り出されたこと、エルフの守護の対象外であること、取り込んでいる魔瘴が光の河の下のもの(とみられる)であることが主な点ですね。
さてこれまででエルフと世界樹の関係は大雑把に分かっていただけたと思いますが、最後に「今の世界樹」をお伝えしておきたいと思います。
これについてはVer3.0でヒメアが一度蘇生しているように、現在3本目の世界樹は延命状態です。
これは大いなる闇の根源(異界滅神ジャゴヌバ)との再戦が近いせいで次の世界樹が魔瘴を取り込む能力を得る前に魔瘴でおおわれてしまう可能性があるからですね。
世界樹が今後どうなるのか現時点では一切分かりませんが、Ver4のストーリーに是非とも期待ですね!
それではご視聴ありがとうございました!
-Photogenics EP65-