こんばんは。
いきなりですがアストルティア住民の皆さん、オープニングで主人公の他にキャラメイクをしたのを覚えていますか?
もしかしたら忘れた方もいるかも…主人公の兄弟姉妹です。
プロローグでエテーネの村が襲われたときに主人公の時渡り術でいずこかへ消えてしまいましたね。
それ以降はVer3に断片的に登場しただけで、Ver3ラストでまたどこかへ消えてしまいました。
実は、散らばっているヒントをかき集めてみると、そこには壮大な物語があったことが伺い知れるのです。
尚、これから説明する事柄はやや考察寄りですが、セリフや証拠などから最有力説となっていることを年頭において読んでいただければ幸いです。
まず、この説で最も重要なのが「エテーネルキューブ(以下「箱」)」です。
Ver4.0の冒頭でキュルルが箱を利用可能にしたわけですが、まずそもそも何故こんな箱を使ってタイムワープしているのか考えてみましょう。
主人公は「時渡りの術」があります。それなのに何故箱を使う必要があるのか。
この理由は本編で一度
「タイムワープを場所と年代を特定して精密に行うため」
という説明がなされています。
では、逆に考えてみましょう。箱を使わずに時渡りを使うとどうなるか?
当然、タイムワープを場所と年代を特定して精密に行うことが出来なくなります。
すなわち、対象者はどこにいくかも分からないし、その時代に留まる時間も操作できません。
実は、その時間超越が非常に不安定な人物が1人存在します。
そう、何を隠そう主人公の兄弟姉妹です。
現代、60年前、Ver3.0でのナドラガンド、そしてまた消滅。
オープニングで兄弟姉妹に時渡りを撃った主人公は時間の転送先を指定しませんでしたよね?
結果的に最初は60年前に飛ばされましたが、旧オフラインモードの終了後は消息を絶っています。加えてエテーネの島は孤島で交通手段がなかったことからも再び時間跳躍が発生したことは想像に難くありません。
ここから先の動向は兄弟姉妹の言動からヒントが得られます。主なものは2つ。
・「あなたのせいでこんな大変なことになっている」(Ver3.0)
・「私は数千年の間旅を続けてきた」(Ver3エピローグ)
ここまでの仮説を正しいとした場合、上の方は上記の主人公が勝手に時渡り術を使ったことによる不安定な時間跳躍の苦労を体現したものといえるでしょう。
問題は下のセリフ。
「数千年」がいつ頃なのかは分かりませんが、少なくともアストルティア史は年代が明確な最古の記録でも5000年前(エテーネ王国/リンジャハル王国末期)で、それより前の記録は勇者の始祖、災厄の王の出現、神話時代くらいしかありません。
もう一つ手掛かりになるのが「主人公に先行してナドラガンドにいたこと」です。
あれ?奈落の門ってそんな簡単に開かなかったよね?ってなりませんか?
そして「アンテロが奈落の門を通るまでナドラガンドは完全に封鎖されていた」という事実も存在します。
それらが導く答えは…。
兄弟姉妹は「ナドラガンドが封印される前の神話時代に飛ばされた」ことがある可能性がある、ということです。
兄弟姉妹は時渡りの術の「対象者」であるため、箱を以てしても時間跳躍の暴走を食い止めることが出来なかったのかもしれません。
(箱はただのワープ装置としても機能するため、そのために使ってたかもしれない)
そしてVer3の誘拐など数々の所業も「ナドラガの復活を阻止するため」、つまりナドラガ教団の企みを最初から知ってたことになりますよね。
では、今はどこにいるのか。
結論から言うと、「不明」です。
しかし、Ver3エンディングの「箱を主人公に託す」ことには「箱を使って時の狭間を彷徨う自分を見つけ出してほしい」という願いがこめられているのです。
現在のVer4ストーリーは各サブクエストの伏線を回収しつつ過去を旅する話なので現時点で手掛かりは殆どありませんが、これからの本筋に大きくかかわる可能性があるので非常に待ち遠しいですね。
それでは、ご視聴ありがとうございました。
-Photogenics EP69-