Ver4.3が実装されてはや2週間。いよいよVer4も折り返し地点…というところまできました。
なぜ今回が「裏」なのかといいますと、Ver4.3のストーリーに第四回の補足となりうる部分が大量にあったからですw
よって今回は「第四回」の補足であると共にVer4.3の盛大なネタバレでもありますのでご注意下さい。
正直あれを書いたときはVer4.2期間中なので不明なのは明らかだったのですが、今回のストーリーで突然登場して、また消滅しましたよね。
一見支離滅裂なストーリーですが、ここで僕が伝えたいのは
兄弟姉妹は「最初から最後までずっと不明のまま」
ということです。
Ver4.3で再会して、クオードに反逆して、そしてまた消えた。
その間でさえも、兄弟姉妹の所在は「不明」であることに変わりはありません。
一体どういうことなのか。
この話は主人公の視点では理解しえないなので、一旦自キャラから幽体離脱して順番に謎を解いていきましょう。
まずは「エテーネルキューブ(以下箱)」の出自です。
帝国技術庁でウルタ皇女のもとに作られたものというのはなかなか興味深い事実なのですが、ここで重要なのはむしろ「作られた事実」そのものです。
作られた=それ以前は存在していない。
すなわち、「ここにいる兄弟姉妹」は箱を持っていない…ということになりますよね?
するとここの兄弟姉妹は
「Ver3.0で登場する前の存在(=箱を所持している兄弟姉妹)」ということになりませんか?
それを裏付ける証拠がもう一つあります。ズバリ「服装」です。まぁこれについては勘づいた人も結構いるとは思うけどね。
帝国技術庁の筆頭研究者がVer3で見せていた例の赤緑の服と同一ということは、一旦
ウルベア帝国の時系列を経由しないとVer3であの服を着ることは物理的に不可能です。
また、Ver3の裏がありまくりな言動とは違いこちらの兄弟姉妹は基本的にオフラインの活気な性格が色濃く残っています。これも兄弟姉妹があまり時空を旅していない証拠といえますね。
ここで、兄弟姉妹の動向を整理してみましょう。
・オフラインモードで主人公から突然時渡りの術を受ける
前回説明した箇所。時系列の転移先が確定していないためどこにどのくらい滞在できるのかが分からない不安定な時の旅のはじまりです。
↓
・60年前に転移
旧オフラインモードの話です。最早説明不要
↓
・3000年前に転移
今回説明した兄弟姉妹はこのポイントです。見事に主人公と交差した旅をしていますね。
↓
・不明
今後描写がある可能性のあるポイントです。Ver3のあの豹変っぷりを見ると絶対何かある。
↓
・Ver3
黒兄弟姉妹。ナドラガ戦争の再発を防止しようと奮闘していましたね。
↓
…。
ここまで説明すれば、なぜ僕がずっと「所在不明」と言っているのか分かるでしょう。
そう、この「所在不明の兄弟姉妹」こそ、Ver3で消滅した「その後」の存在だったのです。
キュルルが言うように、歴史は下手に改変してはいけません。
パラレルワールドが発生するか、タイムパラドックスが発生するかのどちらかでいいことが一切ないからです。
その流れに逆らわぬために、今回の兄弟姉妹は姿を消し、そして現代に現れたんですね。
最後に個人的なVer4.3感想を述べたいと思います。
今回はバックストーリーの影響が大きく、きちんと内容を理解していないと伏線を拾うことが出来ないなかなか難しいバージョンだったと痛快しています。
主に第三回で述べたドワチャッカ三国時代の話に始まり、戦争の真相、グルヤンラシュの正体など衝撃的な要素がいくつも折り重なったのがその原因ですかね。
いいストーリーでしたが一つ文句を言うとすれば、クオードの描写をもっと増やして欲しかった…w
それでは、ご視聴ありがとうございました。
-Photogenics EP70-