ぴのの冒険日誌

どうも、メギストリス行ったぴのです。なんか団長がラグアス王子の代わりをしてるんだけど……親戚を名乗る貴族どもを蹴散らし啖呵を切って城の人たちに認められるまでに仕事出来なケーキの匂いがするイケメン……？？？やめてくれこれ以上かっこいいところを見せるのは。好きになっちゃうだろ？？？
何がいいってちゃんと落ち込んでるところ。そんで引き取った子の何気ない一言で再び火を燃やせるところ。完璧じゃないのがいいんだよ。完璧じゃないから誰かと一緒にいるんだ。今自分に出来ることをするんだ。きっと心配で飛び出してしまいたいだろうに主人公に任せられるところとか、ほんとに……。自らにできることとできないことをはっきりと線引きするという大人さと、思い立ったら即行動する情熱の同居。はぁ……好き。


～前回のあらすじ～
ヒューザとかいう乙女ゲー野郎
バカ占い師！
ラピュタ……？



さてさて次はツクスルの村。ヒメア様が次代にその座を譲る儀式があるそうで。ほんとにこの方美女……って言うのもなんか失礼に当たりそうなくらいお美しく、気品に満ちていらっしゃる。 送り出す補佐なんてフウラちゃんもつらいお役目だ……。でもヒメア様はずっと頑張ってきたし最期に見せた笑みが全て……

エルドナ神inフウラ「もうちょっとだけ続くんじゃ」
エ、エルドナ神ちょっとそれはないですよ！？！？なんつー酷なことを……ヒメア様が見たことないくらい辛そうなお顔をしていらっしゃって……ああああ……覚悟、決めちゃった……。せっかくヒメア様が役目を終えてただのヒメアに戻れたのに……また、巫女ヒメア様に戻っちゃった……。美人さんが死ななかったのは嬉しいけど、ヒメア様の胸の内を思うとほんとに心が痛む……。

フード男「フウラ、GETだぜ！」
貴様YesロリータNoタッチの戒律を忘れたか貴様。空気読め？
姉「ちょっと待ったー！！」
あ、姉ーーー！！！信じてた！姉はあんな奴と仲間じゃないって信じてたよ！！！
姉「神の器を追うのをやめなさい。」


…………ハァ？


ぴのは激怒した。必ずかの傍若無人の姉を取っ捕まえねばならぬと決意した。ぴのには事情がわからぬ。ぴのは一介のエテーネの民である。滅びの太陽ぶっ壊したり冥王倒したり勇者の盟友だったりもするがまあ一介のエテーネの民である。レベリングをし、白箱を狩って暮らしてきた。しかし、仲間はずれに対しては人一倍敏感であった。あと庇われるのはかなりムカついた。


誰が守られてやるかバーカバーカ！むしろこっちが守ってやる側なんだからな！！首洗って待ってろよ……そのダークエルフ風美女（全力キャラクリ）な澄ました面ひっぱたいてあの呑気な姉に戻してやるからな……！