どうも、ザンクローネに会えてうれしいぴのです。一期一会大好き。
今回は考察回。ナドラガ教団黒幕説でお送りします。
それぞれの領界をつなぐのは解放者らしいけど町の人曰くいつか救世主が訪れると総主教は説いているそうで。この違いは何?竜族を一つにして、その先どうやって竜族は救われる?
聖鳥が魔炎鳥に堕ちたのは邪悪なる意思のせいらしいけど元来ナドラガンドはお世辞にも住みやすい土地とは言えない。領界を繋いでも環境がそう容易く変わるだろうか。邪悪なる意思を廃して、領界を繋いで少しずつ発展して、そんな悠長にしている暇はあるのか?今まさに目の前の子供たちが死のうとしていることに彼らは耐えられるのか?
最近アストルティアからの来訪者が増えたという。異なる種族、異なる文化、異なる世界。青い空、肥沃な大地、広大な海を擁するアストルティア。欲しくならないわけがない。
分かたれた五つの領界。統一国家もない。彼らを繋ぐのは信仰であり、ナドラガ教団。ひいてはその総主教。
五つの領界を繋いだ時、総主教が竜族を煽動してアストルティアに侵攻を開始する可能性があるのでは?竜族にとっての救世主が他の六種族にとっても福音であるとどうして言いきれる?
無論戦争反対派もいるだろうがここにうってつけの絵本と神話がある。絵本の内容は竜族の英雄がわるいかみさまと六人の手下を倒すもの。倒される相手は創生の女神と六種族神の暗喩ともとれる。
更に神話に曰く、『創生の女神は竜族の神ナドラガを長兄とし、七種族神を創った。ゆえに竜族は六種族を見守らなければならない。彼らと敵対してでも。』これは竜族こそが最も秀でた種族と解釈する根拠となりうる。
元来持つ将来への不安に神話なんて劇薬を加えてしまえば、戦いを正当化するには十分すぎる。というか竜族にとっては正しい戦いだ。子供たちのため、未来のため、生きるためなのだから。
更に考えるなら神官の行方不明になった死んだ弟ってもしかして蛇使いじゃない?あいつハゲだし竜族は皆金目だけど肌の色とか似てるよね。もしかしてナドラガ教団と邪悪なる意思って繋がってる?
これは早計か、聖鳥を魔炎鳥に堕とすメリットが教団にない……いや、竜族を追い詰めれば追い詰めるほどアストルティアに向かう意思統一ができる。クロウズがたしか催眠術を使ってた。たとえばあれが竜族由来の能力だとしたら、六種族の神の器に催眠術をかけ、竜族の神の器がそれを打倒するとか、そんな演出ができる。そうすれば侵攻に防衛の意味を持たせられる。士気も上がる。
ちょっと邪推しすぎかもしれないけどそもそも宗教勢力が武力を持つとロクなことにならないし。歴史くんもそうだそうだと言っています。
……これで総主教様がいい人だったらどうしようって思ったけど戦争を起こすのはそもそも悪い人ではないので。竜族の未来だけを憂うならこういう可能性もあるよねってことで。間違ってたら……ごめんねってちゃんと言うね!