「味の無くらないガムをつくる!」
と言って36年前に家を出た親父。
あれから25年が経ちました。
25年も経つと乳歯がようやく抜けて
つくしも芽がでてくるよ頃です。
父さん鯵の味のガムは売れないと思う。
先日スーパーのレジに並んでいると
「お並びのお客様こちらにどうぞ」
と店員さんが言いました。
私はそちらに並ぼうとしたら
還暦を迎えたであろう貴婦人様が
ギニュー特戦隊のバータ並みのスピードで
新しいレジに入ってきました。
私は貴婦人にこう言いました。
「マグロの刺し身は紅い点がない方がいいですよ」
すると貴婦人はこういいました。
「oh.miss take」
今夜は冷やし中華にしようと思いました。