レイジの冒険日誌

第14話「ナザム村の悲劇」

女神の果実が7個集まり天使界へ帰るリリィとサンディ。
天の箱舟に乗り込んで出発するとそこになんとイザヤール師匠が現れます。
苦労して集めた果実をいきなり寄こせと言って来たので断るものの、下級天使は上級天使に逆らえないため無限ループしてしまう定めです。
泣く泣く果実を渡すと当然の如くそれを奪い去ろうとしたためリリィは止めようとしますが、やはり上級天使には手も足も出ずボコボコにやられてしまいました。
イザヤールが天の箱舟から飛び去ると、そこには闇竜バルボロスに乗って様子を見に来たゲルニック将軍の姿が。
これからドミール火山に眠る空の英雄を討ちに行くようですが、景気づけにと天の箱舟目掛けてバルボロスに攻撃させる極悪非道っぷり。
衝撃で大きく傾いた箱舟からリリィとサンディは遥か地上へ真っ逆さまに落っことされてしまいます。

落ちた先はいつぞや訪れた余所者嫌いの田舎者が住むナザム村でした。
大怪我して動けないリリィを田舎者たちは助けようとしませんが唯一人、子供のティル少年だけがリリィを放っておけないと看病してくれます。
目が覚めるとリリィは村長から夜に村の寄り合いに来るよう命じられ、夜まで一眠りして教会へ。
そこでは空を飛ぶ黒い竜の話しがされており、村長や村人達はリリィが黒い竜の仲間なのではないかと疑っているようです。
ティルが必死に庇ってくれますがそれでも村長達は耳を貸さず、早々に村を立ち去るように告げられてしまうリリィです。

話を聞いてもらえず村を飛び出したティルを追って北の泉へ。
ティルの話によるとナザム村は昔、村の女性が羽の生えた男を助けて村で匿ったせいで危うく滅びかけたため余所者を嫌ってるようです。
ティルもまた遠い町から親戚である村長に引き取られて来たので肩身の狭い思いをしているそうな。
村に現れた黒い竜もとい闇竜バルボロスに対抗するには南西のドミール火山に住む空の英雄グレイナルに助けを求める必要がありますが、その道中には竜の門と呼ばれる断崖絶壁が立ちはだかっていて容易には行けないとのこと。
そこでティルは村に伝わる言い伝えを教えてくれ、北西にある魔獣の洞くつに竜の門を渡る方法が眠っていることを教えてくれます。
ただ魔獣の洞くつに入るには封印を解かなくてはいけないようで、村に戻ってその方法を調べることに。
ティルが泉を飛び出した後、リリィは以前カラコタ橋で会った女幽霊のラテーナと再会し、彼女からナムザ村に置いて来た大切な物を見つけて欲しいとお願いされます。
村に戻ってボロボロになってる天使像を調べますが生憎と何も出てきません。
ティルに像はかつて別の場所にあったのかもしれないと言われ、教会にある怪しげな石碑を調べるとそこから星空の首かざりが現れます。

泉に戻ってラテーナに首かざりを渡すとそれはとある天使からもらった物とのこと。
実はラテーナこそがかつてナザム村で羽のある男を助けた女性であり、助けた相手こそかの大天使エルギオスだったと分かります。
その直後にガナン帝国が侵攻して来てラテーナは攫われそうになったようですが、そこをエルギオスが怪我を押して助けてくれたようです。
ラテーナはお礼に魔獣の洞くつの封印を解いてくれ、再びエルギオスを探しに去って行きました。
はぐれメタルを狩りつつ洞くつの奥へと進むと巨大な石像があり、竜の門を開く番人としてリリィに試練を与えます。
大怪像ガドンゴに力を示すとその勇気を認められて光の矢を託され、それを持って竜の門へといざ出発。
村長達が見守る前で光の矢を放ち、竜の門に光の橋を架けたことでようやく村人達から心を開いてもらえてサンディも一安心します。
皆から英雄グレイナルに闇竜バルボロスを倒して欲しいとお願いするよう頼まれ、光の橋を渡ってドミールの里へ向かうリリィ達です。 良い写真撮るのに1時間掛かりました！