Oh Bye For Now
マジじゃ言えないけれど
誇りに思うよ君の横顔~♪
黄昏に染まった街の光景。
あれは何年前のことだったろうか…。
幼い少年時代に近所の奴らと遊んでいた。
少年A『缶蹴りしようぜ~!』
少年B『いいねぇ、やろう!』
その中には少年ユキトもいた。
そして、少しおとなしい感じの少女もいたんだ。
少女の名前はJちゃん。
案の定、男の子たちの勢いに圧倒されてJちゃんはずっと鬼。
何度も何度も缶を蹴られて…。
そんな光景を見て、ユキト少年は鬼を変わってあげたかった。
でも…『鬼、変わってあげる』なんて言ってしまうと他の子に『おまえ、Jのことが好きなんだろ?』なんてからかわれてしまうんだ。
だからユキト少年は…本気でやってるフリをしてわざと捕まろうと思った。
あの子は勢いで行くと圧倒されちゃうからユキト少年は少しずつスルスルと近づいて行った。
缶まであと少し!!
そろそろ気付いてくれ!なんて思いながら、ついにその時は来た!
Jちゃん『あっ!みっけ!』
少年ユキトは捕まった。
その時のJちゃんの嬉しそうな顔を今でもぼんやりと覚えている。
だが、その笑みは長く続かず…
仲間がまたポーンとあっさり缶を蹴ってしまい、せっかく捕まえた少年ユキトも解放されてしまった。
結局、もうお帰りの時間までJちゃんはずっと鬼だった。
帰る時のJちゃんは目に涙を浮かべていたんだ。
でも、その涙を俺らの前ではこぼさずに足早に帰って行った。
悔しかったのかな?
決して途中で自分から『もうやめる』とは言わなかったよね。
おとなしい感じでも芯の強い子だったなって今では思う。
だからきっと今はもう立派な大人になってるよね。
母親になっていてもおかしくない。
それに比べて少年ユキトには『鬼、変わってあげるよ』のたったひと言を言う勇気がなかった。
…情けない話だ。
もしドラえもんのタイムマシーンでこの時に行けたら今の俺(青年ユキト)から少年ユキトにたったひと言、こう伝えたい!
『少年よ、漢になれ!』と。
Oh Bye For Now
ちょっと切ないけれど
今はこの場所でBye For Now ~♪
皆さん、お疲れさまです♪
あんな事こんな事と古い記憶を辿ったりしながらコツコツと街並みハウジング進めてます。
缶蹴り、泥警、ポコペン、だるまさんが転んだ等…色々やりましたねぇ(^^)
ハウジング…ちょっと家が大きいから俺のペースでは今やっと庭が形になったところで中はまだまだな感じです(--;)
時が過ぎれば過ぎるほど街は変わって最近も近所に新しい店ができて周囲の道路も整備中な感じで世の中どんどん便利になっていくけど…
懐かしい光景が失われてしまって少し複雑な心境のユキトです(--;)
今は綺麗にアパートと駐車場になっているあの場所もかつては『俺たちの基地』があったんだよなぁ……と。
便利になるけど、現実世界の変わりゆく街に複雑な想いを抱きながら懐かしい感じの街並みハウジングを進めているユキトでした(^^;
夢と勇気があればそれでいい
諦めはしない
感じるまま生きてくよいつも
輝き追いかけて~♪
それではまた(^^)/