最近、私の日誌表現に対して、表現をほめてくれるコメントがあります。
そこで、この度は、読者に負担をかけない語順というものをここに簡単に記そうと思います。
これから記すようなことを意識または無意識にやっています。
以下の2つの文をご覧ください。
私は1人のフレンドにパールスズランを渡した。
私はパールスズランを1人のフレンドに渡した。
言っていることが同じようで、実は違うのです。
文脈は、一度出てきた情報を先に言い、新しい情報を後に言うという構造になっています。
いきなり知らない単語を言われたら混乱するように、その原則が基本的な文脈のルールです。
よって、この両者の場合、
上の文は先にフレンドの紹介があって、これからそのフレンドにパールスズランを渡すという話の流れになります。
下の文は、パールスズランが話題に出ていて、これからそれをフレンドに渡すという話の流れなのです。
それまでに、何を語ってきたかで、語順が変わるのです。
ちょっと練習問題w
次の2文の違いを文脈の流れの上で説明してみて下さい。
・私はきのうチョッピ荒野でバザックスを討伐した。
・きのう私はチョッピ荒野でバザックスを討伐した。
※ちなみに違いは「きのう」の位置だけです。
解答はここでは記しません。
こうすることで、読み手のストレスを軽減します。
しかし、逆にこのルールに沿わないことで、読者の気を引くという手法もあります。
言語というのは奥が深いです^^
ですけど、基本、こんなことは考えずに、私は日誌を思ったままに作成しています。
その方が、私にとっては自然に感じますし、作られた感動よりも説得力があるように感じます。
古典随筆のようにつれづれなるままに今後も記事を作成していきます。
楽しみにしていてください^^
あと、上の写真。この記事を作成するために撮影しましたが、実は撮影前と撮影後で違う点が1カ所あります。
さあ、どこでしょう?w