Ver3.2から氷の領界に来れるようになりましたが、そこにはこのアップデートからドラクエ10での初登場となるモンスターが何種かいます。
その1つがスライムブレス。
角と羽根を持つスライム系モンスターで、集団でブレスを吐きます。ドラゴンクエストでの初登場はドラクエ7で、同属にはドラゴスライム、ドラゴメタルがいます。ただ、スライムブレスはそれらの魔物と比べると、ドラゴンに近くなっています。
フーッと吐けば冷気が、ハーッと吐けば熱気が放たれますが、それと同じことをスライムブレスは行うことで、炎と吹雪と使いこなします。ブレス以外にも、体を回転させて体当たりした後で敵に嚙み付くこともあります。さらに、みかわし率も高く、攻撃がなかなか当たりません。
なお、今作では氷塊バズーカという必殺技を使うようにもなり、スライムブレスの世界に広がりができました。
そして、スライムブレスは成長すると、再生能力の強化に加え、まもりのきりが自身の周囲に自然発生するという特性も身に付けます。
遺伝的にはヘナトスやルカナン、ボミエ、マフールといった能力低下の呪文が得意なはずなのですが、当のスライムブレスたちはブレスに夢中で、それらをなかなか覚えようとしないのが残念です。
高位のまもの使いが配合でスライムブレスを生み出す場合は、メタルライダー×へルビースト、レモンスライム×ホークブリザードといった組み合わせで生まれるようです。
ボスがなかなか強いため、氷の領界を進むのは大変ですが、こうしたまだアストルティアとナドラガンドで見たことのない魔物に会えるのが楽しみです。