世界を愛で包み込む魔物界のトップセラピストと称されるスライムベホマズンを討伐する依頼をこなしてきました。
一説では、回復力を高めた結果として体色の変化したキングスライムとか、特訓によって巨大化したホイミスライムとも言われていますが、その発生起源は不明です。回復のコツと薬の知識を弁えた、心のこもったベホマズンで味方を完全回復させます。
緑色(一部の地域では赤紫色)の身体に呪文パワーを蓄え、その魔力は尽きることがないとも言われますが、実際のところ、マホトラで他者から吸収することもあるようです。
ベホマズンやマホトラの他、フバーハやドラゴラム、パルプンテといった呪文を覚えている個体もいるようです。
さらに戦闘では、呪文の他に、巨体を生かしたボディプレスで敵に大きなダメージを与えることができ、名前や外見からは意外に感じる攻防両面で隙のないモンスターです。
非戦闘時には、多くの他の魔物、特にダンスニードルが、ぷるぷるボディに抱きついて、スライムベホマズンの身体を構成する保湿ゼリーを浸透させるベホマズンエステに勤めています。
そのダンスニードルとは、時々共に戦地に赴いて、連携戦法で戦うようです。
そんなスライムベホマズンですが、今回は私がまもの使い、サポート仲間はやみしばり、旅芸人、僧侶という編成で挑みました。
エモノ呼びで増やすのはいいのですが、増やしすぎるとベホマズンが連続詠唱されて、討伐が大変になるので、常時2匹にして、1匹ずつ倒していく方法を取りました。
それでも、討伐が間に合わなくて、2900以上のダメージが一気に回復してしまうこともありました。
簡単そうで意外と面倒な討伐クエストですが、討伐数は10匹なので、あまり長時間かからずにクリアとなりました!
なお、この「スライムベホマズン討伐」は10匹で33000前後の討伐ポイントがもらえます。他の40000ポイントの依頼は25匹の討伐が指示されますが、
33000÷10=3300
40000÷25=1600
となるので、1匹あたりの討伐ポイントはスライムベホマズンは高いです。
他人の依頼の確認が面倒だったり、時間が不足という人には、ある意味、ちょうどよい相手かもしれません。
なお、今回の報酬経験値は戦士に与えました。