DQ2で初登場し、今作ではVer3.3で初登場となる通常モンスターのくびかりぞくと戦いました。
ピョンピョンと跳ねながら、鮮やかな斧捌きで獲物を狙う名ハンターたる戦闘民族です。
一見すると理性のない狂戦士のように見えますが、実は非常に知能の高い魔物です。
単純に武器を振り回して暴れるのではなく、兜割で敵の防御を崩し、臑砕きや足払いで敵の動きを封じたところに、盾に身を隠しながら、確実に急所を狙って敵を仕留めようとします。
また、打撃のみならず究極暗黒呪文ドルモーアの詠唱をしたり、薬草で回復したりします。さらに、成長した個体には、空間法則上のダメージ上限を撤廃できる晴天の霧を吹き出すことができる者もいるようです。
戦うことの喜びで常に笑顔を浮かべてはいるものの、一方で顔の形が定かでもないです。
その理由は、くびかりぞくの脳や核は胴体に存在し、首は交換しているのです。狩った獲物の首を常々おしゃれ感覚で付け変えているのです。その首をパペット人形のように操って、その表情で自身の感情を外に示しているそうです。
そのため、くびかりぞくを漢字交じりで書くと「首狩り族」と同時に「首借り族」とも書けるそうです。
それから、くびかりぞくの中には、自身の打撃攻撃力を生かすために、ルカナンを唱えられるタホドラキーを飼って、狩りの際に連れていく個体もいるようです。
くびかりぞくには一人前になるための慣習があるそうです。新月の晩に1人きりで獲物を仕留めるための旅に出るそうです。この狩りに失敗すると一族追放だそうです。
そんなくびかりぞくに闇の領界で出会いました。
今現在では広く出回っていない素材であるナイトメアリーフに、とりわけパーティー同盟バトルで役立つと言われる復讐の聖女の守りの宝珠も所持しているらしく、数多くの冒険者が討伐に来ていました。
私はあくまで目的地までの通過点にてくびかりぞくが追いかけてきたので戦いましたが、運良くナイトメアリーフが手に入りました。
とりあえずは他のことが忙しいので、くびかりぞくの集中討伐は別の機会にやりたいと思います。