この日はあまりよい日替わり討伐依頼がなかったので、その中で良い宝珠を落とすモンスターを狙おうと思い、トロルにしました。
中には「良い依頼がないなら、買えばいい」という人もいますが、あの売買行為は私は好きじゃないので手を出しません。
感覚的・性格的・本能的にそれが好きではないのですが、その理由がはっきりしたのは竜牙石でお金稼ぎをしていた時でした。
竜牙石は常闇の竜レグナードに挑む際に必要なアイテムですが、常闇の竜レグナードに挑めるということは、高額装備を持っている、すなわちお金があるということです。言い換えれば、竜牙石でお金稼ぎをするのは、お金のある人から取れるということです。
一方で、日替わり討伐売買行為は、お金のない人を対象に商売し、販売者は何の苦労もなくお金を手に入れ、その販売者に利益集中、購入者は確かにお金は増えたものの、結局は貧富の差の拡大に寄与しているだけです。これはまるで弱い者苛めのように私は感じ、手を出しません。ちなみに、過去にフォレスドン討伐のみが4万代の依頼だった時期に、それが1度出たことがありましたが、その時は当然販売はせずに無料受注させました。
少々話が逸れましたが、トロル討伐に行きました。不屈の闘志等の有用な宝珠をトロルは所持しています。それらの2つ珠を手に入れてみたいのです。ブーナー熱帯雨林では大雨が降っていたので、傘をさすことにしました。久しぶりに青と白の傘です。この傘は全ての傘アイテムの中で一番最初に得たものです。
一振りで山を砕くとも言われる圧倒的な腕力を持つ凶暴な巨人のトロル。一見するとメタボ体型のようですが、その贅肉の下には、その巨体を支える強靱な筋肉が存在しています。けれども、トロル自身はその体型を気にしているようで、陰ながらダイエットに励んでいるようです。
戦闘中に棍棒を舐めることがありますが、ようじゅつしが言った棍棒に唾をつけると痛恨の一撃が出やすくなるという嘘を真に受けての行動のようです。
トロルは戦闘ではその腕力を生かして、頻繁に痛恨の一撃を敵に与えます。また、相手をつきとばしたり、あえて敵味方の行動順の最後に動いて大ダメージを与えるラストバッターという必殺技も持っているようです。
単純なパワーファイターですが、実は遺伝的にトロルは闇属性攻撃が得意らしいですが、その才能は潜在したままです。
それを引き出すと、無明斬りやドルマドンなどをトロルが使えるようにもなるそうです。
そんなトロルの討伐は、私がまもの使い、サポート仲間は僧侶、戦士、スーパースターで行いました。
レベルが全員85以上だから大丈夫とたかをくくっていたら、痛恨の一撃で私が倒れましたw
しかも、運の悪いことに、せっかくLまで呼び出したのに、僧侶のザオラル成功前に、戦士がギガスラッシュで全てのトロルをまとめて倒してしまったため、討伐数にカウントされなかったのでしたw
その残念さはありましたが、もう一度気を取り直してトロルを討伐し、無事にクリアとなりました!