【ネタバレ注意】
妖精図書館クエストの「夜の神殿に眠れ」シリーズの最終話に取り組んできました。
いのちのきのみに、黄金の花びら3枚という魅力的な報酬もそうですが、様々な場所で得る情報からこのクエストはクリア済みのシナリオと未クリアのコンテンツの中間に位置していそうなので、これを優先してクリアしておけば今後のことがより楽しめると思ったのでした。
神殿にいた夜の民の亡霊の怨念で呪われてしまったラウル。呪いのアザの色も時間とともに濃くなります。これを治すにはジャイラの奇跡を用いるしかないと、リィンは神殿の奥に進もうとします。
けれども、ここまで二人だから来れたこと、だからこそここから先も二人で行かないとということで重い体を引きずってラウルも進もうとします。
そのとき、マホッシーが二人にさらなる力を与えたのでした。
マホッシーに与えられた新たな力を駆使して、仕掛けを解き、魔物を倒します。
そんな中、ラウルとリィンは互いに一番伝えたいと思われることを口にしようとしますが、それが同時であったことで互いに何かに気付いたようでした。
二人ともそれは神殿を出てから言うべきと決意して、さらに先に進みます。
そして、神殿内で集めた12の月の像を定められた祭壇におき、ラナルータを唱えます。
すると、ついにジャイラの奇跡の眠るフロアに到着です。
フロアに着くとマホッシーが部屋にある像と融合し、魔神ジャイラジャイラになります。
魔神はリィンが夜の民の末裔だと言います。かつて太陽の王国アラハギーロが夜の王国を侵攻した際、夜の王が国を救ってほしいと魔神に願います。その代償は魔神の与えた短剣で娘を殺すことでした。それができない王は娘に短剣を持たせて逃がします。これを裏切りと思った魔神が夜の国を滅ぼしたのでした。
あの時の代償を子孫たるリィンに払わせようとするジャイラジャイラ。そこに「君は俺が守る」と言って、ラウルと共に魔神ジャイラジャイラと戦います。二人の特技を連携させ、最後はリィンの必殺技デイブレイカーで決着です。
魔神は月の像の力で神殿ごと二人を圧死させようとしますが、ラウルの機転で阻止され、魔神は消滅します。けれども、ラウルの呪いは魔神のものではなく、夜の民の怨念なので、魔神の敗北では消えません。
ラウルはリィンに「幸せになれよ」と言って意識を失います。「あなたがいないのに幸せになったって…」
その時、そこを密かに去ろうとするマホッシーに自分自身を代償にラウルを救うように願います。
代償とは、人としての幸せを全て捨て、魔神として行き続けることでした。
こうしてリィンはマホッシーと融合し、呪術師マリーンとなります。癒しの力を得たマリーンはラウルを治します。ラウルに触れようとしますが、醜くなった自分の姿を見られたくないためなのか、ラウルが目を覚ます前に涙を流しながら、その場を去ります。
少し時が過ぎたある日、アラハギーロの桟橋でラウルは巨体の通行人にぶつかります。それはマリーンでした。去ろうとするマリーンにラウルは声をかけます。
「待って、君、リィン…」
「え?」
「リィンという娘を知らないか?」
「知らないね、そんな娘」
去るリィン。そのマリーンの後ろ姿に何かを感じつつも何もできないラウル。
「せっかく会わせてあげたのに、いいの?」
マホッシーがマリーンに尋ねます。
「リィンはもういない。私は魔に魅せられた女、マリーンさ。」
そういってマリーンはリャナ地方へ行きました。