ホイミとスライムがあれば、いかな世界観でもそれはドラゴンクエストとなりうると私は考えています。
ですが、その2つ以外にもドラゴンクエストを構成する要素は数多く存在しています。
ただ、一部の人は効率のみを重視して、一部しか見ていません。人気のものにしか目が向かない。それはそれでいいのかもしれませんが、そうでないものを否定する声が出てくるのは気持ちのよいものではありません。
ドラゴンクエストの世界にはたくさんの「構成要素」が存在します。
グリゴンダンス、デスマーキュリー、デーモンソード、マッスルアニマル、トリカトラプス、デッドエンペラー、ダークジャミラなどなど。
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レベル上げで人気の出ていたバザックスもかつては影の薄い部類に入る魔物でした。
時々、いわば「火力効率至上主義者」には、そうした存在への関心は極微ですが、私はそういう目をかけてもらえない存在に対して、存在するからには意義があると思ってあげたいと考えています。
「こうしましょう」「弱いですね」と構成要素差別の発言が目立つ「火力効率至上主義者」の狭い視野では見えない、そういう対象の魅力を私は見せたくて、よく日誌に記しているのです。たとえば、様々なモンスターの細かい情報、日々の些事の詳細化などです。もっとも、そういう日誌への「いいね!」件数は少なめですが。
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また、モンスター以外にも職業も様々です。
私のこれまでの経験から感じるのは、中途半端で付け焼刃的な「テンプレ」よりも、たとえ一般的に「席がない」という職の人でもそれを徹底的に深化・昇華させた人のほうがずっと強いということです。
なぜスーパースターでレグナードに挑んではいけないのでしょうか。
なぜ魔法戦士でダークキングに挑んではいけないのでしょうか。
なぜ暗黒の魔人戦にモーモンを連れてはいけないのでしょうか。
そんな決まりはどこにもありません。
マイノリティが不正解でも、マジョリティが正解というわけでもありません。
そうした狭い考えにとらわれずに、広い視野でアストルティアライフを送っていきたいと思っています。