まず最初に「指定語日誌」企画に応募してくださった皆さんにお礼申し上げておきます。
今回の募集は昨夜、予定通りの時刻に締め切りました。
それでは、まず第1弾を開始します。
なお、当日誌では神話編クエストに関するネタバレが少々あるので、ご注意ください。
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メダルオーナー・ゴーレック氏の元で警護の仕事をしているランディ。
主人であるゴーレック氏の粋な計らいで、亡き婚約者不在の結婚式は無事に行われました。
しかし、妻マレンの物理的不在に時に落ち込むときもあります。
そんな気分を落ち着けようとランディは酒場に行きます。
すると、バーテンダーからランディに一杯のグラスが渡されます。
「あちらのお客様からです」
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「浮かねえ顔してんなぁ、若人」
そこにいたのは、キュララナビーチのオーナーのムーロンでした。
「ビバ=グレイプ、俺のおごりでいいぜ。」
「そんな、こんな高いお酒、いただけませんよ…」
「いいから、いいから、それより、元気のない表情だけど、どうしたんだい?」
ランディはムーロンに色々と話します。
するとムーロンは提案します。
「そういうときはなぁ、おしゃべりだよ。」
「おしゃべり、ですか?」
「ああ、俺がいいとこ連れていってやるよ。」
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ムーロンさんに連れていかれた所にいたのは、オーガの女性でした。
「さあ、楽しんでこ~い!」
オーガさんはランディに言います。
「あら、素敵なお兄さんね。ぱふぱふしてあげる」
「え?(ムーロンさん、こ、これって?)」
「さ、自分の気持ちに素直になって…」
ランディと彼が眺めるランドン山脈までの距離がホロゴーストの体の厚さくらいに近づいた瞬間、外で激しい落雷音がしました。
ランディが急いで外に出ると、ラッカラン島を4匹のネクロバルサがジゴデインで攻撃してました。
そして、ネクロバルサの唱えたジゴデインはランディとムーロンに直撃します。
ぐあああああああああああああ!
そこに、ネクロバルサたちを率いる黒幕のネクロマンサーが現れました。
「私の名前はマゲン。」
「え、マレン…?」
ランディは聞き間違えると同時に気を失います。
「さあ、ラッカランを滅ぼしましょう!」
そこに一人のギュッとセラフィを装備したドワーフが現れて、ネクロマンサーたちに聖光神雷斬を放って、一瞬で倒してしまいます。
「そ、そんな、…………さ、ま、グゲェアアアアアア!」
「ありがとうございました!」
島民はそのドワーフにお礼を言います!
「気にすんな、じゃあな!」
そういって謎のドワーフは去りました。
こうしてラッカランの平和は守られました。
その頃、あの二人は…
「ぱ、ぱふぱふに来て、こんなに痺れたのは、は、初めて、だぜ…ぐふっ」
「マ、マレン、ぼ、僕が、間違ってた…」
とりあえず、ランディとムーロンの二人は命に別状はないようです。
今回の応募の三語は
・高い
・おしゃべり
・マレン
でした。
次回も楽しみにしてください。