日誌にて応募してくれた方が指定した三語を必ず文章内に入れて日誌を書く企画の第4弾です。
これまでの指定語日誌は、交流酒場にて私の名前と【指定語日誌】の2つの言葉で検索すれば出てくると思います。
それでは、今回のお話です。なお、Version3のネタバレもあるので、ご注意下さい。
ボストロールをサマンオサに、やまたのおろちをジパングに配置し、その支配を確立させていくバラモス。
そのとき、「闇」がバラモスに話しかけます。
バラモスよ…
「ははあっ!」
お前に特別な任務を命じる。ナドラガンドという世界にあるナドラガ教団を潰すのだ。奴等が崇拝する邪神が復活すれば、我々の支配域にも悪影響が生じかねない。
「御意」
こうして、バラモスと「闇」がバラモスに与えたソードイド、アッフェブラック、カプリゴン、エビルフランケン、コーラルディモスといった強大な魔物たちはエジャルナに攻撃をしかけます。
神官長ナダイアが叫びます。
「穢れた魔物め!我らの悲願の邪魔はさせん!」
ナドラガ教団とバラモス軍団は互角の攻防を見せます。
しかし、徐々にバラモス側が優勢になります。
トビアスがバラモスを仕留めようとしたものの、邪悪な爪による腸抉りを受けます。なんとか体をひねり、かすったたげで済んだものの、ダメージが大きかったようです。
そこへエステラが来ます!
「私が相手です!」
「美しい娘だ。よし、ポルトガの恋人にかけたように、お前も呪いをかけてやろう!」

バラモスの呪いにより、エステラはセピア色のぬいぐるみになってしまいました。
「私はどうなったの?」
「エステラ様~、ご無事ですかぁ?む、貴様は魔王!」
「何者だ?」
そこに現れたのはベサワキでした。
「エステラ様をどうした!?」
ぬいぐるみに気付かないベサワキはバラモスがエステラを殺したと思い、バラモスの顎にとびひざげりをくらわせます。
続けざまにベサワキはバラモスを攻撃します。
「何なのだ、こやつは?それなら…」
そういってバラモスはバシルーラを唱え、ベサワキはアペカの村に飛ばされました。
その直後、バラモスの元にエビルマージの思念波通信が届き、アリアハンの勇者が魔王城に来たと知ります。
バラモス軍団は勇者討伐を優先し、ナドラガンドを去ります。
まもなく、勇者がバラモスを倒すことで、エステラは元の姿に戻りました。
「という隠された伝説があったんだよ」
とドロシーが教えてくれました。
もし、この出来事がなかったなら、
トビアスは全快状態でウェンリルに挑めたかもしれないし、
バラモスはベサワキによるダメージがなくて、アリアハン出身の勇者に勝てたのかもしれません。
ただし、ドロシーのこの話が事実なのか架空なのかは不明です。
今回の指定語
・バラモス
・エステラ
・ドロシー
でした。