昨夜のメンテナンス後は余力があったので、ファミコン版のドラゴンクエスト1をこれまでの人生で初めてプレイしてみました。
ただし、ハードはWiiです。DQ25周年記念に発売された移植ソフトを用いてですが。
また、ドラクエ1はスーパーファミコン版で私はクリアしました。
これをプレイしようとした理由は、来月発売のドラゴンクエスト11にて、過去作のふっかつのじゅもんも使用可能と聞いたからです。その取得のためにプレイをしてみることにしたのです。
腕を左右にくいっくいっと振りながら移動する勇者。これ、ドラクエ10でネタしぐさ化してもいいのではと思えました。
階段を降りるのにコマンド入力が必要という今ではありえない状況がかえって新鮮に感じられました。
戦闘もいつものコマンド入力ではあるものの、ドラクエ10と異なり、戦闘にアクション要素が皆無です。やはり、そこがRPGと思えます。
DQ8以降、トゥーンシェイドによる3D表現になりました。ドラクエのキャラクター&モンスターをデザインした鳥山明先生の作品である「ドラゴンボール」の孫悟空の声優の野沢雅子さんや、ドラクエ4コマの執筆経験もある「魔法陣グルグル」の作者の衛藤ヒロユキ先生が、鳥山明先生の絵を「カワイイ」と評価したように、その「カワイイ」世界に直に触れているかのような感覚になれる3D表現そのものは私も評価しています。
ただ、おまけ的ならともかく、ドラクエ10の押し合いやジョーカー3のマスターズロードのように、攻略のカギとしてアクション要素の必要性が高まっている最近のドラクエ作品は温故知新のような原点回帰も必要なのではと感じます。
ふっかつのじゅもんの取得だけが目的だったのに、色々と感慨にふける一時となっていました。