指定された三語を用いた日誌を書く企画の第7弾です。
また更新が遅くなって申し訳ないです。
魔界に棲む悪の魔物使いが、生業とする邪配合でとてつもない魔物を生み出そうとしていました。
「いよいよあの魔神ダークドレアムが誕生する。これを操れば、全てはワシの意のままじゃ!」
一方近くでは、ナスビナーラ、ブラックチャック、マージマタンゴ、バアルゼブブがちゃんばらごっこを楽しんでいました。
その時にナスビナーラが勢いで突き飛ばされました。
「出でよ!ダークドレアム!スイッチ・オーンヌゥ!」
魔物使いがスイッチを押そうとする一刹那直前に突き飛ばされたナスビナーラが配合装置に入ってしまいました。
「あ!?」
そして、装置から出てきたのは、ナスの姿をした魔物でした。
「我が名はダークドレナス。全てを滅ぼすものなり!」
ナスビナーラはちゃんばらで転生の杖を振り回していたのです。そのため、ドレアムの力を持ったナスの姿の魔物となったのでした。
「し、失敗じゃ~!」
ドレナスはサンダーブレスを吐き、魔物使いと周囲の魔物たちを倒します。
「本来の姿を取り戻すには他者の生体エキスを蔓から吸収する必要があるようだ。」
そういうと、ドレナスはメギストリスに行き、プクリポや冒険者たちを体内に取り込み始めました。
「うわあああああ!」
「きゃあああああ!」
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その様子を見ていた鎧騎士はなんとかしたいものの実力不足で厳しいと悟ります。
人々の悲鳴に対する無力な自分への悔しさを抱きつつ、ある武器職人に相談します。
「ふくびきとキラキラを活用して素材を集めてこい。」
鎧騎士は武器職人に言われた素材を深く思い出しながら、各地で素材を集めました。
そして、ドレナスを倒せる究極の武器が完成します。
「それは道具として使えばミナデインが放てる。問題は魔力の収集時間をどう稼ぐかだ。」
「それなら、わしに任せよ。」
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ダイキリンにライドして、メドウおばあちゃんが現れました。まもの使いとして、仲魔を従えるための戦闘能力は十分です。
こうして、鎧騎士とメドウさんはドレナスに挑みます。
ダークドレナスはドレナスチョップや悪夢の舞で攻撃しますが、メドウさんはかわします。
その機敏な動きに鎧騎士は驚いています。
「ほれ、早くせんか!」
「は、はい。世界の皆さん、私に魔力を送ってください。」
と言って祈り始めますが、
「違う!『世界のみんな、おいらにMPを分けてくれっちょ!』じゃ!」
「…は、はい」
メドウさんはビーストモードになり、ウォークライをしてから、神速蹴、疾風爆裂拳、魔神爆砕拳、獣王激烈掌といった技でダークドレナスの足止めをします。
「ハアハア、完全体になれさえすれば…」
雰囲気的にメドウさんはドレナスを倒せそうですが、鎧騎士が魔力を集めきり、ダークドレナスはミナデインによって消滅しました。
ドレナスに吸収された人々は世界樹の葉の力で生き返りました。
今回の指定語は
・ナス
・ふくびき
・キラキラ
でした。