ドラゴンクエスト1・2・3・11のネタバレ的な表現もあるので、それを避けたい方は戻ってください。
ただし、この日誌では“if”の世界を描くので、実際のゲーム場面と異なります。
アリアハンを旅立った勇者オルテガの娘はバトルマスターに就き、フォンデュ、スーパースター、僧侶を連れて、ジパングで怪蟲アラグネ強を倒すなどしてオーブを集め、その力で不死鳥ラーミアを孵化させます。
ラーミアの背に乗り、ギアガの大穴を抜けて、地下世界アレフガルドに着きます。
そして、オルテガの娘は勇者となり、仲間たちも戦士、賢者、僧侶に転職して、類い稀なる悪のカリスマたる大魔王ゾーマを倒します。
こうして、オルテガの娘はラダトーム王よりロトの称号をもらいます。
そして、勇者の装備していた武器(フューリーブレード)はロトの剣として、盾(クッキーの盾)はロトの盾として、鎧(学園女子のジャージ)はロトの鎧として、兜(ゴローさんリボン)はロトの兜として、靴(エックスシューズ)はロトの靴として後世に伝えられます。
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時は過ぎ、今度は悪の化身たる闇の覇者・竜王がアレフガルドを闇に閉ざします。
竜王「悪魔の騎士よ。ドムドーラを攻め、ロトの鎧が勇者の手に渡らぬよう守るのだ。」
竜王の命令で悪魔の騎士はドムドーラに侵攻します。
町人ルゲニ「ユキノフじいさん!逃げるんだ!」
ユキノフ「そうはいかねえ!この鎧を隠さねぇと!」
町人ルゲニ「鎧って、女子用ジャージぃ!?」
ドムドーラは滅びます。そして、悪魔の騎士はロトの鎧を見つけます。
悪魔の騎士「こ、これが、伝説の鎧だというのか…?いや、見かけで判断してはいけない…。だが、しかし…」
そして、ついに竜王の前にロトの血を引く若者が現れます。若者はロトの装備を身に付けています。
竜王「よく来た!勇者ロトの血を…引く…者よ…(これが本当にロトの勇者なのか?)」
さらに時は過ぎ、大神官ハーゴンを倒すために、ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女が旅立ちます。
そして、三人はロトの装備を集めます。
ローレシアの王子「これ、どう見ても女子用だよね。王女着てよ。」
ムーンブルクの王女「え、こんなの恥ずかしいですわ。伝説の防具ですから守備力はすごいはずです。ここはリーダーであるローレシアの王子こそ装備すべきですわ。」
ローレシアの王子「よし、わかった!」
ローレシアの王子はゴローさんリボンを装備した。
ローレシアの王子は学園女子のジャージを装備した。
ローレシアの王子はエックスシューズを装備した。
ムーンブルクの王女「……ご、ごめんなさい。やはり、私が装備…」
ローレシアの王子「いや、これ、すごく動きやすいぞ!さすが伝説の装備だ!これなら勝てる!待ってろ、ハーゴン!」
ムーンブルクの王女「いやああああああ!」
サマルトリアの王子「いいなぁ、僕も着たい。」
そして、時を遡り、ロトゼタシアの世界。
邪神ニズゼルファ消滅後、ある予言者が未来において闇に堕ちた聖竜の討伐に向かう勇者の絵を描きます。
グレイグ「この勇者はおなごなのか?顔つきは精悍なのだが…」
シルビア「リボンにブルマなんて、あたしと通じるものがありそうだわ☆」
ゾーマを倒したあとの場面にて思いついた“if”の話です。