まもなくバージョン4ですが、そこで実装されるバトルえんぴつと新モンスターのことを思い付くまま記していきます。
バトルえんぴつはドラクエ5のモンスター格闘場をモチーフとして登場しました。
当時のエニックスはグッズを作る際、本来の用途に加え、何か遊びを与えたいという方針を持っていました。その最たるものはまさにバトルえんぴつです。鉛筆を筆記具と同時に玩具にする、生活と遊戯を一体化させたものでした。他にも牛乳びんの蓋を集めるこどもに着目し、その蓋の形をしたモンスターめくりというグッズも出ました。生活の場にドラクエとゲーム性を加えたグッズが多いのです。
バトルえんぴつは、最初はドラクエ5の仲間魔物だけでしたが、第7弾にてそれら以外のモンスターが登場しました。
そして、仲間と連携する二段コマンドの鉛筆や、勇者を強化できるキャップが登場したりします。また、三本の鉛筆で連携して倒す、魔王たちの巨大な鉛筆(キングえんぴつ)もありました。
第1期シリーズは37弾で終わりますが、第2期シリーズがテリーのワンダーランドをモチーフに登場します。全18弾でしたが、二本の鉛筆を繋いで自分オリジナルの鉛筆を作る配合パイプが特徴のシリーズでした。
また、モンスターズは配合により好きな特技を好きな魔物に習得可能ですが、それによりバトエンではドラクエのゲームでは見られないバトエン独自の行動をする魔物の鉛筆も出るようになり、ドラクエの世界が広がった印象を受けました。
第3期はドラクエ7発売後に登場したGシリーズ。アスフェルド学園のはこの3期から4期のものが置かれています。
このシリーズは実に多彩で、コマンドとは別の確率要素、特定条件下で使用可能な道具コマンド、確率以外に戦略的選択ができる五角形の鉛筆、バトル中に別の鉛筆に変更できる効果など、豊富な楽しみ方ができました。
この第3期シリーズは第100弾まで続きました。100弾は当時はネタバレ厳禁のラプソーンが登場し、売切までが早かったように感じました。
第4期は第3期の延長的なものでしたが、アーケード版バトルロードとのコラボがありました。メタルライダーの鉛筆がバトエンで初めてバトルロードの特技を持ちましたが、それによりバトルロードへの興味が一気に強まったのでした。これがなかったら、アーケード版のドラクエはしなかったと思います。
全58弾でした。
第5期はリーダーと仲間2体という三本で戦うルールが採用されたGPシリーズ。ただし、一本でもプレイでき、1VS1, 3VS3, 1VS3という感じで楽しめ、第3期以降の鉛筆と組み合わせられます。全34弾でした。
第6期はバトエン20周年記念で登場したGXシリーズ。ゼメルギアスやバルグディス、進化の秘法を使ったエビルプリースト等、バトエンでは豪華な初登場モンスターに心躍らされましたが、五弾で前触れなく終了でした。
また、鉛筆に加え、バトルを補佐する消しゴム、定規、下敷き、ノート、ハンカチも登場しました。
ドラクエ10ではどんな感じになるのか楽しみです。
それと、ドラクエ10の新モンスター。
ももんじゃが出ます。
ちなみに、アーケードのスキャンバトラーズの魔物はDQ10の流用な感じですが、バージョン4と同日にそれの三弾が稼働します。そこにはドラクエ10に今はいないリカントとナイトリッチが新たに出ます。もし、グラフィックが流用されているのなら、その二匹はバージョン4のものの流用なのでしょうか?そうなると、その二種の魔物のDQ10の登場の可能性を感じます。
とても楽しみです。