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【ネタバレ注意】
今年も赤い服のおじさんがやってきました。
忙しいおじさんの手伝いとしてガタラのおうちにプレゼントを届けました。
赤い服のおじさんの正体は、大陸間鉄道とモデルとなった天の箱船の操縦士であるアギロゴスです。上半身と下半身のアンバランスさからわかるように人間ではありません。光のグレイナルと闇のバルボロスと並ぶ三聖竜の仮の姿です。オーロラブレスやマダンテを使える猛者です。
プレゼントを届けるとおじさんや妖精たちが祈りを捧げて妖精の女王を呼び出します。各地の妖精たちを教育してもいる五年前から話題になっている妖精の女王とついに初対面です。
厳かな光と共に妖精の女王がやってきます。女王は赤い服のおじさんを見つけるやいなや
「テンチョーじゃん!」
「テンチョーじゃねえ!」
世界中の妖精たちに赤い服のおじさんをテンチョーと呼ぶように教育していた妖精の女王とはサンディでした。全く変わっていません。
古代よりさらに昔、星空の守り人と共に世界を救う旅をしていた妖精です。当時は戦闘に参加していなかったものの、実は戦闘力はあり、メイクアップで敵を魅了したり、悪口で敵の戦闘意欲を削いだ後で、体を光子化して体当たりしたり、天変地異、バックダンサー呼び、ミナデインといった呪文・特技で攻めたりします。
こうして妖精の女王を呼んでの盛大な祭りとなりました。おじさんが女王に私を紹介します。
「私の古い友達に似てなくね?」
そして、妖精の女王は厳粛な衣装に身を包み、謝意を述べた後、すぐに帰らねばならないと告げます。
「だって、あと30分で私のネイルサロンのお客さんが来ちゃう!」
「女王なんだから、ネイルアーティストなんてやめちまえって言っただろ!」
「いやよ!私の長年の夢だったんだから!」
その昔、サンディがネイルアーティストの資格取得のためにした努力は報われたようです。
女王は去りましたが、広場は賑わい続けていました。
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報酬はしぐさのお祝いシャワーでした。
赤い服のおじさんとの会話中に知らない人にいきなりシャンパンをかけられて不快でしたw
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広場に来た新モンスターはジングルメタル。木陰から妖精の女の子を覗くのが楽しいとのことでした。