あやねの冒険日誌

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勇者オルテガの血を引く息子……あれ？

数時間前のこと、アスフェルド学園を首席で卒業し、ギガデイン、ザバトローム、ギラグレイド、レムオル、ベホマズンといった究極呪文に、不死鳥天舞、天翔轟嵐斬、エターナルスラッシュ、ギカブレイクといった強力特技、そして、８回攻撃、雷系のコツ、デインブレイク、片手剣装備時雷ダメージ＋20％といった特性を持つ、超優秀な勇者オルテガの息子が16歳になったということで、城に向かいました。しかし、アンラッキーの特性があり、途中でスライム型の小石に躓き、転倒して頭を強打し、当たり所が悪く死亡してしまいました。

そこで、勇者の家に住み着いていた座敷童子に代わりに行ってもらうことになりました。

王様は勇者(座敷童子)に敵がバラモスであることを伝え、討伐を命じました。
勇者はさっそく旅立ちます。

王様「あ、ゴールドと装備、渡し忘れた、テヘペロ」

アリアハンを単身出た勇者はいきなりヘルコンドルに襲われます。ヘルコンドルはバシルーラを唱えると勇者は飛ばされます。
その勇者の飛ばされた先にはプラチナキングの群れがいました。次々とプラチナキングにぶつかります。ぶつかった衝撃が会心の一撃となり、プラチナキングの群れを全滅させ、勇者はレベルが99になってしまいました。

しかし、プラチナキングの硬い体に頭をぶつけたのでふらふらしていると ごろつきのアジトに迷い込みました。
「てめえ、何なんだ!?」
ごろつきが勇者に襲いかかりますが、勇者はふらりとかわし、体を回した際に出た裏拳がごろつきに大ダメージを与えます。
「いってえ！は、そのいでたち、まさか勇者!?すみません、おみそれしました。舎弟にして下さい！」

こうしてごろつきが仲間になりました。
ごろつきは、次々現れる、ラゴンヌ、ベレス、アークマージ、ナイトリッチといった魔物を相手にどついたり、ごろついたり、いしつぶてをしたり、くちふうじをしたりしていき、勇者は楽チンでした。
しかし、バラモスに対抗するにはまだ戦力不足です。
そんな時、ごろつきがある人物に目をつけます。
「あいつ、すげぇ気だ」 「あらぁ、もしかしてナンパ？ダメよ、あたしには心に決めた人が…」
勇者とごろつきはその気の持ち主である旅芸人に事情を話します。
「え？また、バラモス？しつこいわね、あいつ。せっかくヨッチちゃんに頼んでバカンスに来てたのに。」
「戦ったことあるんですか？」
「ええ、ヨッチちゃんの頼みで、ここより先の未来で。」
「未来って？」
「あ！まあ、あたしも協力してあげるわ。」
シルビアが仲間になりました。

バラモスに挑むにはオーブを集めてラーミアの復活が必須です。
「そんな面倒なことしなくても、これを使えば一発よ！」
シルビアはバラモスコインを取りだし、モコモコじゅうのドロシーを呼び出します。
「あなたも行きましょ」
シルビアが強引にドロシーを仲間にしました。

こうして、勇者、ごろつき、シルビア、ドロシーという奇抜パーティーでバラモスに挑みます。 「二度と生き返らぬよう、そなたらのはらわたを食らいつくしてやろう」

勇者が剣を構えてバラモスに向かいます。しかし、勇者は石に躓き、ゴロゴロ転がります。
「お、さすが勇者様！俺も転がるぜ！」
ごろつきも激しい連続前転です。
「あなたもやるのよ」
「え～？」
シルビアがドロシーを転がします。
「そして、あたしはア・モーレ！」
シルビアはごろつきの上に玉乗りします。

バラモス「何だこの攻撃は!?」

ゴロゴロ転がる三人がバラモスに激突します。
激突と同時に「ジャスティス！」とシルビアが叫ぶとバラモスは燃えます。
勇者はレベル99なので威力は十分でバラモスを倒したのでした。

その後、勇者一行はギアガの大穴に入り、諸悪の根源に挑みに行ったらしいです。