バージョン3.3の時から必需品となっているアイテム、それがどくけしそうです。
常闇の聖戦のボスの1つであるダークキングの紫雲のたつまきには毒を与える効果があります。
それゆえに「毒耐性が~」となりますが、毒ガード率100%の準備は面倒な時もあります。
そうなると必須といえるのが、どくけしそうです。ダークキングの紫雲のたつまきの使用頻度は毒にそこまで警戒するほど高くないので、ターゲットが他のメンバーを巻き込まないようにすれば、どくけしそう1個で事足ります。
しかし、よくよく考えるとどくけしそうは凄いアイテムです。いかなる種類の毒にも適用する解毒剤です。
そのどくけしそうについて、今回は少しく述べます。
どくけしそうは元から全ての毒に効いたわけではなく、バブルスライム用、ポイズンキッス用、ヘルバイパー用、ポイズンリザード用、ポイズンキャロット用、デピルパピヨン用、ジャガイモ用、タケニグサ用、トリカブト用と、対象の毒毎に別々の薬用植物を昔は用いていました。この不便さを解消すべく、解毒剤となる植物同士を掛け合わせ、見事に両者の解毒効果を持った子植物同士をさらに掛け合わせていくことを続けて品質改良していった結果、現在のどくけしそうとなったようです。
ただ、どくけしそうの元となる植物は繊維質が豊富なために消化・吸収が悪いので、解毒効果が増すようにすりつぶした物を袋に詰めて販売しています。
また、破毒のネックレスなどの毒ガードのある装飾品には、鋳型に注いだ液体金属にどくけしそうの粉末を混合しているようです。
なお、どくけしそうと同時にやくそうとまんげつそうを服用すると、化学変化により神経細胞の働きを狂わせる毒に変わるので、混ぜてはいけません。
どくけしそうは10ゴールドでありながら、実は先人の知恵の結晶ともいえる凄いアイテムなのです。