シャドーは邪悪な力によって命を得て、影より暗い闇から生まれたモンスターです。体に厚みがないので、横から見ると細い線にしか見えません。また、肉体がないため、影から影への移動が可能で、集団で闇に紛れて敵に忍び寄り、氷属性の攻撃で敵を仕留めます。学者の中にはシャドーの無機的で機械のように動く様を見て「創られた霊」と呼ぶ者もいるようです。
シャドーは守備力や呪文耐性が一部の魔界軍幹部を越えているため、半端な魔法使いはMPがすぐに尽きてしまうほどです。その防御力と機動性を高く買う魔王もいるようです。
それから、リアルのドラクエのバトルえんぴつにおいて、シャドーは初の「敵のターンにも転がすえんぴつ」として登場しました。普通は自分のターンにのみ行動して、えんぴつに書かれたコマンドを実行しますが、シャドーのえんぴつは、敵のターンに攻撃を受けた際にも転がして、そのダメージ値をミスにできるというえんぴつでした。ゲーム内でのみかわし率の高さを再現していたのでした。
また、このえんぴつ以外にシャドーのバトルえんぴつは数種類登場し、中には五角形のえんぴつとして登場したこともありました。そちらのシャドーのえんぴつはしのおどりを使えるのですが、通常では効く確率が1/36~1/12程度のしのおどりの効く確率が、五角形という奇抜な形状による特殊ルールにより2/3にまで上がっているとんでもないえんぴつだったのでした。
そんなシャドーを、まもの使い、ミステリドール、魔法戦士、僧侶の編成で倒してきました。