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先日、黄昏の奏戦記に普段と異なる編成で挑んだら、攻撃役のMP枯渇でダメージが思うように与えられずに時間切れとなりました。
魔法戦士やレンジャーならMP回復が可能です。
この出来事から、あることが思い起こされました。
時々、レンジャーにバイキルト系の呪文や特技があってほしいという意見が見られます。しかし、攻撃、回復、蘇生、耐性低下、ダメージ無効化と多彩にできるところにバイキルトが加われば、職業の役割バランスがおかしくなります。
なお、任意発動できない必殺技である妖精たちのポルカで攻撃力増強は一応可能です。そして、必殺技は残りHPが少ないほど発動率は高くなります。
強敵なら必殺技が発動し、そうでないなら発動しないのは、まるで勇者ダイの剣に共通するかのようです。剣が抜けないのは、使わずとも勝てる相手であることを示すわけですが、高確率で必殺技を発動させられるほどのダメージを与えられないモンスターはいわゆる強敵ではないと言えるのだと思いました。
レンジャーは器用貧乏と揶揄されることもあります。何でもできるけど何にもできない。けれども、これは大魔道士マトリフの言う勇者の定義と同じです。また、レンジャーの能力は歴代主人公と共通点が多いです。
本職がレンジャーの自身として、必殺技の発動条件とダイの剣の抜けるタイミングが似ていると感じ、どこか嬉しくなったのでした。