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リトルライバーンはその生態が未だ謎と言われるモンスターです。様々な地で様々な説が挙げられていますが、それらを1つに纏めるとその正体が見えてきました。
アストルティアでは、リトルライバーンはドラゴンキッズのたまごに紛れて生まれてきた古の翼竜のこどもとされています。しかし、本当のところは孵化できなかったドラゴンキッズのたまごに、魔物博士が古の翼竜の遺伝子を移植し、厳しい自然の環境下に一定期間置いた後、ドラゴンキッズのたまごに紛れさせたのだそうです。この影響で、リトルライバーンの皮膚は緑色になっているようです。
こうした変化は、グレイトドラゴンの幼体としてのドラゴンキッズとは、見かけが似ている同属ではあっても、完全な別種です。
同時期に孵化したドラゴンキッズに虐められ、一人涙を堪える幼年期を過ごします。しかし、大空に飛び立つ夢がモチベーションとなり、そうした苦難の日々はかえってリトルライバーンを鍛えていくのです。ただし、方向音痴な性格があり、運が悪いと天敵のシャドウパンサーと出くわしてしまいます。また、好奇心旺盛で人間を恐れず、特に僧侶職の者と相性がよく、味方が回復すると嬉しさから敵にブレスを吹き付けるようです。
戦闘では激しい炎と氷の息を吐きますが、どちらかといえば氷属性の方がリトルライバーンは得意です。リトルライバーン特有の必殺技に、連続こおりブレスがあります。また、ブレス攻撃以外に、やけつくいき、おたけび、ドラゴンアタックといった特技も使えます。レベルアップすると、バイシオン、ピオラ、火炎竜、ドラゴンビート、宇宙の奇跡などを覚えます。小柄なので、暴走列車のように素早く動き、敵の攻撃を頻繁にかわします。さらに、過酷な環境下を生き抜いたことで備わった威圧感ある外見に敵が恐怖することもあります。それから、リトルライバーン等の小竜属が集まると、連携技のやんちゃなドラゴンを発動させて、すばやさを上げます。
なお、ギラとジバリアに関する才能の遺伝子を持っているのですが、天然種は覚えられないのは残念なところです。
成体になると、身体も翼も非常に大きくなるのですが、大きくなり過ぎて上昇気流なしでは空が飛べません。ただし、攻撃力は高く、毒素を含む後脚の鉤爪でサーベルウルフなどの巨大生物を捕らえて食べます。成長に伴い、幼体時にはできなかった真空斬り、盗人斬り、疾風突き、悪魔斬りといった斬撃が可能です。
なお、ライバーンは爬虫類が鳥類へ進化を始め出した生物というのが一般的な説ですが、中には呪術師がワイバーンを召喚しようしたら、「いでよ、ライバーン!」と噛んでしまったがために誕生したモンスターという説もあります。
今後はどんな活動や側面をリトルライバーンは見せるのでしょうか?