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【ネタバレ注意】
3年前に発売されたドラコンクエスト名言集「しんでしまうとはなにごとだ!」を真似して、ドラクエ10を中心に私の心を揺さぶったセリフとその感想等を列挙します。
アンルシア
「これ以上(主人公)だけを危険な目にあわせるわけにはいかないわ!私も一緒に戦います!私たちがチカラを合わせれば、どんな敵にだって勝てるはず!」
魔勇者アンルシア戦にて、主人公を守るために覚醒して呪縛を解き、参戦を決意した場面。アンルシアデビューは勇ましかったです。
アンルシア
「トーマ兄さまの盟友になって、ふたりで世界を守るというかつての私の夢はかなわなかった。今の私はあの頃とはちがう。私の夢は盟友であるあなたとともに兄さまの愛したアストルティアを守ることよ。」
過去を振り返らず、前向きに生きるアンルシアの決意ですが、私も昨年はリアルにて似た思いを抱かせることがありました。アンルシアのこのセリフと私の出来事の起きた時期が重なったため、非常に心に響きました。
クオード
「優先すべきは指針書に従うことより民の幸せを守ることだとなぜわからん」
ヘルマの暴挙の前に颯爽と現れたクオードのセリフ。ただのシスコンかと思いきや、上に立つ者としての器量を備えているのが感じられました。私も日常にて似た考えなので共感しました。これを私の立場に置き換えれば「優先すべきは常識に従うことより皆の幸せを守ることだとなぜわからん」となります。常識とかマナーは基準がないため、時に暴走します。善悪、幸不幸の定義を踏まえた上で判断を下さないと危険です。なお、このクオードがこの後に変貌する様をこの時の誰が想像できたのでしょうか?
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リィン「あのねラウル…」
ラウル「なあ、リィン…」
妖精図書館シリーズの一場面「壁越しの想い」の一場面です。壁越しに話す中、2人の思いが一つになったと思わせる瞬間でした。ドキッとさせる感じが良いのですが、この「壁」が後に2人に訪れる結末を暗示させる比喩のようにも感じられます。結末を知って、日課コンテンツのあのボスを倒せなくなったというフレンドもいました。
ヒストリカ
「こ、これくらいのことであきらめるものか!ヒストリカ ウィズ (主人公)の友情パワーでお前をぶっつぶす!」
ヒストリカの印象がガラリと変わるセリフで、この後にまさかのヒストリカ参戦です。ちなみに、ズッ友を主張するヒストリカが、主人公に敵対する魔幻の芸術家と手を組むという場面もあり、その時は爆笑してからぶっつぶしました(笑)
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ムーロン
「今年はまどろっこしいのはナシだぜ。スリルとロマンスの夏は唐突に始まる」
見た目や年齢とセリフ内容のギャップがかえって魅力となるムーロンさんです。年齢を重ねてもウェディはウェディと思わせてくれます。近年はしゃがんでいることが多くなり、体調が心配です。
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ダークドレアム
「このかりそめの姿が滅びるか…」
かつて大魔王デスタムーアをあっさりと葬った破壊と殺戮の化身がバージョン2で出ました。当時の最高レベルは85で、ドラクエ10は10年以上続けたいという計画がある中で、ドラクエ界最強といえるダークドレアムがこんなに早く出て倒されるのはどうかと思いました。しかし、上のセリフがダークドレアムの真の強さを予感させるものであり、私個人、ドレアムは好きで全魔物中最強であってほしいため、その新設定は嬉しかったです。
イッド
「王は死に、儀式は失敗する。プクランド大陸はじきに魔瘴に包まれ滅びるのだ!」
イッドの企みは主人公に敗れた後もプクランド大陸を蝕み続けた感じがあります。パルカラス亡霊王の復活や底なし穴の魔瘴など、イッドの残した悪しき爪痕は残っています。プクリポ最大の災厄はイッドと言っても過言ではないと私は考えています。
印象深いセリフをいくつか挙げました。
また機会があれば、これはやりたいと思います。