やっと勝つことができました。勝利時の編成は私がレンジャー、サポート仲間はキラーパンサー、僧侶、天地雷鳴士です。
「何かを切って、何かを得る」
これが嫌いな私は非テンプレ編成且つ耐性装備なしでいかに勝つかを考えてきました。ボス毎にいちいち装備を捨てては得るを繰り返す。まるで、冒険の書を一度消して、最初からやり直すかのような感覚です。それに加えて、一部の耐性に拘る人たちの「席がない」「人権はない」といった差別的で狭い態度にも苛立ちを私は覚えていました。これらを強制するドラクエ10のバージョン3.1後期以降のゲームデザインに私は嫌気と悔しさをずっと感じていました。
それでも、ダークキングや海冥主メイヴは耐性に欠如があっても、アップデートを重ねる中でのレベル上限解放により、力押しが可能になりました。
けれども、全てがそう行かない現実にどうしようか悩みました。
意を決して、様々なフレンドの思い出の品を放棄し、装備品枠を空け、下げたくないパラメータを下げて、まだ勝てていないボスに勝つのに必要な装備を合計800万ゴールドで購入し、錬金石ももう次は強化不可能というくらいまで使いました。
具体的にはエトワールコート上のブレスガード、エトワールグローブの呪文発動速度、エトワールブーツのみかわし率です。特にきようさに拘る私はそれを下げて呪文発動速度を上げるのに抵抗はありました。きようさを下げれば、ケルベロスロンド等の成功率が下がります。しかし、強敵戦の死亡頻度を鑑みれば、ザオラルの強化の方が重要に感じました。
ちなみに、ブレスガード装備はクロッシュウェアで過去に揃えて所持はしていましたが、守備力がレグナードII以上の打撃に耐えるには不足でした。エトワールに変えてそこも強化です。
そしていよいよ戦闘開始。
レンジャー、やみしばり、戦士、僧侶
一番慣れた編成ですが、25%未満まで来て敗北
レンジャー、ミステリドール、戦士、僧侶
比較的安定はするものの攻撃力不足
レンジャー、どうぐ使い、戦士、僧侶
かなりいい感じですが、あと一歩のところで、蘇生が追いつかずに敗北
攻撃と蘇生を兼ねた人が入ればなんとかなる。そんな時にふと思い付いたのがキラーパンサー編成。キラーパンサーがやられ、そのまま回復役がターゲットになって負けるという意味不明な編成。しかし、今回の状態なら耐えられると思い、
レンジャー、キラーパンサー、僧侶、天地雷鳴士
この編成に賭けることにしました。
残りHP25%未満からがかなり長く感じましたが、フバーハの維持でパーティを保ち、ついに初めて常闇の竜レグナードIIに勝てました!
様々な「犠牲」を出さざるを得なかったのは残念ですが、一番曲げるわけにいかない部分までは曲げずに勝てたので、個人的には80点の勝利です。