グレンの雪原地区のあるおうちにて、新しい家政婦が来ていました。
新人家政婦:きゃっ!
バジャーン!
家政婦がももんじゃのようにスライム型の石につまずき、誤ってご主人様の冒険の書に青汁をこぼしてしまったのでした。
新人家政婦:あらあら困りましたわ。おや?ご主人様の知り合いのリッカという商人の絵が青汁の染みによって、怪物みたいになってしまっていますわね。ご主人様が戻られるまでに、スマホで撮影しおいた汚損前の冒険の書を見ながら、急いで新しい書に書き写さないといけませんわ。
トアが開きました。
アーちゃん:ただいまなのです。
新人家政婦:おかえりなさいませ。
アーちゃん:リッカさんとエルさんが大変だったのです。
新人家政婦:そうでございましたか。
アーちゃん:疲れたので深夜アニメを見るのです。
新人家政婦:いけませんわ。夜更かしするとモンスターにさらわれてしまいます。
アーちゃん:関係ないのです。アーちゃんパンチでKOなのです。
新人家政婦:かしこまりました。では、アーちゃんのためにまろやかカフェラテを入れますわ。
バシャン。
新人家政婦:困りましたわ。青汁で汚れたご主人様の冒険の書に今度はカフェラテをこぼしてしまいましたわ。
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ワルぼう:アーちゃんはどこだ!?
こたつの中から魔物が現れました。
アーちゃん:アーちゃんなのです。
ワルぼう:お前がアーちゃんか!今すぐマルタの国に来い!
アーちゃん:今すぐは嫌なのです。アニメが終わってからにするのです。
ワルぼう:うるせえ、つべこべ言わずについてこい!
アーちゃん:だれか~、助けてほしいのです。゚(゚´Д`゚)゚。
アーちゃんはワルぼうにさらわれました。
しかし、アーちゃんがジタバタするので、時空移動中にワルぼうはうっかりアーちゃんの手を離してしまったのでした。
ワルぼう:しまった!仕方ない、別の候補のミレーユにしよう。
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アーちゃんは本のたくさんある部屋に着きました。
アーちゃん:ここはどこなのです?
あやね:あなたは何者ですか?
アーちゃん:アーちゃんなのです。
あやね:突然現れたということはあなたが魔王を倒すモフモフマスターなのです。
アーちゃん:よくわからないけど、そういうことでいいのです。
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アーちゃんは謎の大魔王が世界を乗っ取ろうとしていることを聞き、アーちゃんこそが世界を救うモフモフマスターなのだと言われました。
アーちゃん:世界を取られたら、大好きなおだんごを思う存分食べられないのです。任せるのです!
あやね:では、この5000匹の中から好きなモンスターをお供に連れていってください。あと、これが異世界に行くための鍵です。
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こうして、アーちゃんの冒険が「メイド奮闘記」とは異なるパラレルワールドでも再び展開されるのでした。
この続きはまたアーちゃんが書いてくれるかもしれないし、書いてくれないかもしれないです。