一昨日、私の県の西部にある山が噴火しました。
私は日によって働く場所が変わりますが、昨日は私の所属会社の事務所の中で一番その火山に近い場所でした。ただ、火山からは20~30kmくらい離れた場所ではあります。仕事が終わり、いよいよ帰ろうと思ったら市の放送で噴火の報告を聞きました。
私の家はその事務所から60~70kmくらい離れており、仕事後急いで帰ったため、被害は何もなかったです。
かなり昔、私が以前の会社に勤めていた際はその火山の麓で火口から10km前後の場所にいました。その時にもかなりの噴火がありました。仕事中に大きな音がし、噴火報告の放送が流れました。その30分後にすぐにその地域を去るために車を走らせました。
この火山の噴火の恐ろしさは歴史を学ぶ中で知り、過去には噴出した大量の火山灰は日本だけでなく北半球を覆ったこともあったらしいです。それにより、太陽光が届きにくくなったことで作物は光合成不足になりました。これで起きた飢饉が原因で歴史の転換点となる事件が世界中で起きたとも言われています。
そういう過去もある火山なので、万一の事態も考えないといけません。しかし、避難も兼ねた当時の私の帰宅時にあるとんでもないミスをしました。
噴火状況の放送が聞こえやすくするために車の窓を開けながら走ったら、なんか埃っぽく感じました。火山灰が車内に入ってきてしまっていたのでした。この時も夜だったので、降灰を肉眼で確認できなかったのでした。降灰に気付けたのは普段は赤いはずのサルビアの花が車のヘッドライトに照らされたとき、灰を被って白くなっているのが見えたときでした。
一昨日の噴火は「小規模」と報道されましたが、昔の時は火口から40kmくらい離れた場所に生えていたサルビアがそうなっていたほどの威力でした。
なお、当時のその噴火の数時間前、私はある戦いが決着しました。警察に虚偽報告をして一方的に私を悪役に仕立て上げて様々な不正を隠した悪徳公務員の重役が、ついに不祥事を隠しきれなくなって失脚したというニュースが新聞に載りました。悔しさを感じ続けた数年間の「戦い」に対する勝利のコングに私は感じました。あの日は大変思い出深かったのでした。
こうした過去を乗り越えた結果、今こうしてドラクエ10を楽しめていてよかったと思えます。