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前回までのあらすじ
海水浴に来ていたアーちゃんはプクかき泳ぎに疲れて寝ていたら、伝説の冒険者たちと共に様々な強敵を倒し、ビタミンレモンとごくじょうソルトを手に入れました。
アーちゃんはルーラストーンでまた知らない場所に来ました。
「今度はどこなのです(。´・ω・)?
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「まさかこんな結果になろうとは思ってもいませんでした」
「!?」
あの人形が現れました。
「ここは私が全力を発揮できる世界。」
「誰なのです?( ゚Д゚)」
「デミーラやスコルパイドならば、あなたを確実に葬れたと思ったのですがね。初めてですよ、私をここまでコケにしたおバカさんは…」
「あわわわヾ(・ω・`;))ノぁゎゎヾ((;´・ω・)ノ」
「見せてやるぞ!地獄以上の恐怖をね!」
人形は魔力覚醒をした後、マヒアロスやギラスコールを唱えてきました。アーちゃんは冬の間にコタツの中で習得した動きを駆使して、ゴロゴロ転がりながらなんとか呪文をかわしました。
「なるほど。思っていたより確かに強いようですね。ですが、私にはかないません」
「あわわわヾ(・ω・`;))ノもちおさん、助けてほしいのですぅ!」
一方、その頃ミューズ海岸。
「お肌すべすべ、おヒゲも素敵ね、うふふ」
未だに例のドワ男さんはうみうしの求愛に絡まれていましたが、粘液により逃げられません。
「わしこそ助けてほしいのですぅ」
人形はアーちゃんに容赦なく歪曲魔瘴弾や獣王激烈掌を放ちました。
「反撃できないのです(/´△`\) 」
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アーちゃんが苦戦していると、3人の冒険者が人形の背後に現れました。戦士が人形を全身全霊斬りで一刀両断し、モンスターマスターが人形をライガークラッシュでバラバラにした後、魔賢導師がスーパーイオグランデプラスで一気に消滅させました。
「よかった。大丈夫?」
「ありがとうなのです∑d(≧▽≦*)…あれ?」
突然周囲の空間が歪み始めました。
「ここは本来君のいるべき世界ではないの。あの人形に連れて来られたのよ。おそらく戻れるだろう。その前にこれを受け取って」
アーちゃんはきよめの水をもらいました。
アーちゃん、アーちゃん…
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気がつくとアーちゃんは病院のベッドの上にいました。周囲には医術士たちがいました。
つづく