時の化身は語る
冒険の書は物語の筋は同じでも、過程は冒険者によって数多に分岐するっチ!
※昨日はドラクエ3の発売32年目の日でした。それを祝す目的の日誌で、過去に書いた「フレンド=DQ3の勇者」という企画の第6弾です。
いかついネコの最先端な花園に1人のまもの使いがいました。
「やっと生まれる!死者蘇生からムフフ本までどんな願いも叶えられる神竜が!」
「よかったですね、ヌスプ様!」
「長かった、あのわたぼうとかいう毛玉に拐われてまもの使いにされたが、いよいよ元の世界に帰れるんだ!」
卵から神竜が孵りました。
「神竜よ、俺の願いを叶えてくれ!」
「やだ」
「え?」
「なぜ儂がヒゲグラサンの言うことを聞かねばならぬ?お前は肌の蒼い魔物に、そっちの魔物は滑稽な姿をした竜頭の魔物に変えて、異世界に送り込む!」
ぎゃああああああああああ!
所変わってアリアハン。
「起きなさい、きゅい。今日はあなたの16歳の誕生日。王様に会いに行く大事な日でしょ」
きゅいは支度をして、お城に行きました。
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
お城にはバラモス王がいました。
「よくぞ来た、勇者きゅいよ。今、世界は魔王ヴァレリアによって危急存亡の状態じゃ。ヴァレリアは夕べはお楽しみでしたねと言える手法で組織を拡大させておる。ゆえに、ルイーダの酒場で仲間を集めるのじゃ。ヴァレリアを倒すと共に、氷に閉じ込められた儂の大事な方を救出してほしい」
きゅいは快諾して、酒場に行きました。そこでレンジャー職のユフィ、デスマシーン職のバレット、医術士職のホージョウを連れてアリアハンを発ちました。
![](https://cache.hiroba.dqx.jp/dq_resource/img/picture/fail/no_login_0.png)
アリアハンでスライム、ロマリアでポイズントード、アッサラームであばれザルと倒すうちにきゅいのポンポンクローは痛んでいきました。
そろそろ装備の買い替えをしようと、きゅいはポン・ポコナが経営するよろず屋に行きました。
「おお、あなた私の友だち!この装備などいかがでしょうか?30ゴールドです。」
きゅいはとつげき丸と学園女子のジャージを装備しました。
「(この人はきゅいというのか。きゅいんヌと呼ぼう。喋れないけど)」
このとつげきうおの形の片手剣こそ、ヌスプが神竜に変えられた姿そのものでした。
きゅいはヌスプが変化したとつげき丸を振り回して、レッドドラゴンやソードイドやアッフェブラックやサウルステントウなどを倒して行きました。
「凄い攻撃力!」
「(痛い~、目が回る~)」
順調に旅を続けていましたが、今の装備ではヴァレリアには太刀打ちできなさそうです。
しかし、運良くモモンガ族の職人たちに出会え、ヌスプの変化したとつげき丸は強化や進化や錬金がなされていきました。
「(ぎゃあああ、痛い!)」
金槌で叩かれ、ランプの高温に晒されたヌスプでした。
けれども、きゅいのとつげき丸はなんと王者の剣の20倍の攻撃力になりました。
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いよいよヴァレリアの居城に来ました。
ベルトロを先頭にサイコマスター、シャドーサタン、ヘルクラッシャー、ベビーカレーサタン、シルバーデビル、ダークアラストル、サタンフーラーなどが襲いかかってきましたが、全て撃退しました。
そして、ヴァレリアが登場しました。凍刃斧無双などの特技を放ってきました。きゅいが氷の中に閉じ込めたバラモスの大事な人を解放するように訴えました。「何を勘違いしている。あの中にあるのは私のデザートだ」
「嘘をつくな!」
バラモスがやってきました。
「嘘ではない」
ヴァレリアが解凍すると確かに美味しそうなデザートばかりでした。
「そんな、ではヌスプ様はどこに?」
「(ヌスプはここだよ~)」
しかし、武器なので声は届きません。
バラモスはこれまでの経緯を話しました。
「ほう、何でも叶える竜か。面白い」
ヴァレリアは配下を連れて、きゅいたちを差し置いて神竜捕獲に向かいました。魔王の手に渡っては危険だときゅいたちは追いかけました。
ヌスプは元の姿に戻れるのでしょうか。続きはご想像にお任せです。
※咄嗟の企画でうまくまとまっていません。
某RPGリメイク記念の勝手なコラボもありました。