この物語はフィクションです。実際の出来事とは関係ありません。フレンドさんたちがドラクエ4+ドラクエウォーク+その他諸々を融合させたかのような世界で大暴れします。起承転結の起編です。
ドラクエウォークをユリは楽しんでいました。画面にはごうけつぐまとブリザードが出現していました。
ごうけつぐまのベアクロー!
ベガザンに587のダメージ!
ベガザンはしんでしまった!
ブリザードはザラキをとなえた!
むちゃはしんでしまった!
てるてるはしんでしまった!
のんしゅがぁの龍牙疾風拳!
ごうけつぐまに2741のダメージ!
ごうけつぐまをたおした!
ブリザードに2168のダメージ!
ブリザードをたおした!
5342の経験値をえた!
235ゴールドをえた!
リアルごうけつぐまがあらわれた!
!?
ンギャアォォォォ!シィギャァァァァァァ!
ゴフッ!
ドラクエファンのユリが目を覚ましました。
「あれ?ここはどこ?」
「姫様、まただらしなく二度寝しおって!」
「え?まさか、あなたはブライ?」
「何をおっしゃいますか、そうですぞ、ブライですぞ」
ま、まさか、私、アリーナになってる?
混乱するユリはこれまでの出来事を整理しました。
確か、ドラクエウォークをしてたら、リアルごうけつぐまが現れて…まさかリアルごうけつぐまに殺されて、アリーナに転生した?
「姫様、とにかく早う身支度を。今日はまず算数の勉強ですぞ」
ブライは部屋を出ました。
「アリーナになれたのなら、あれができるはず…」
ユリは城の石壁に向かって正拳突きをしました。壁は豆腐のように吹き飛びました。
「今の衝撃は一体!?」
ブライが引き返す音が聞こえました。
「ブライに捕まったらせっかくのアリーナライフを楽しめないわ。逃げましょ!」
ユリは壁の穴から城を抜け出し、スライムベスやキリキリバッタを倒しながら、冒険を始めました。
その戦いぶりを見た農民のヘナトトさんから依頼をされました。
「オラの畑を荒らすサウルステントウをやっつけてけろ!ところで、おめさの名前は何だべ?」
「(アリーナと言ったらまずいよね。)私はユリーナよ!」
こうしてユリ改めてユリーナは各地をクエスト受注しながら回ることになりました。
承編につづく