壁掛けDQⅡの絵を手に入れました。コード自体は入手済みでしたが、家具置き場の整理の関係で入力は少し遅くなりました。
見た目は鳥山明先生の原画そのものを不釣り合いに大きな額縁に入れたという感じです。上の写真は額を写さずに撮ったものです。これでナンバリング作品のロト伝説の分のパッケージイラストは全て壁掛け家具化されたことになります。
ドラクエ2でパーティプレイが始まりました。しかし、いきなり複数人を操作するのはプレイヤーが混乱するかもしれないという配慮から、ストーリーを進めて徐々に仲間が増えるという設定になったそうです。
ドラクエ1の時代の百年後、ハーゴンの軍勢がムーンブルクに侵攻しました。負傷したムーンブルク兵がローレシアにこの侵攻を伝えると、ローレシアの王子はハーゴン討伐のために旅立ちます。まずは苦労の末にサマルトリアの王子を仲間にし、続いてハーゴンの呪いで犬の姿に変えられたムーンブルクの王女を元の姿に戻して仲間に加えます。3人はルプガナの船頭から船を譲り受け、各地を回ります。竜王の曾孫やルビスの精神体等の助力で、3人はついにハーゴンの神殿に着きます。神殿を徘徊する悪魔神官や神殿を警護するアトラス、バズズ、ベリアルを倒し、ついにハーゴンと対峙します。呪文、幻術、格闘技とハーゴンの強烈な攻撃に耐え、3人はハーゴンを倒します。しかし、ハーゴンは自身を生贄に破壊の神シドーを召喚します。ローレシアの王子たちは剛拳や火炎で攻めるシドーを倒し、世界は救われました。
先日のドラクエの日に書いたロト伝説概説よりドラクエ2の部分を抜粋しましたが、話の流れはそのような感じです。
バブルスライムやガーゴイル、くさった死体にキラーマシンなどが出たのもこの作品です。特にキラーマシンは中世欧州風な世界観にロボットが出るわけなので、頭の固い人の反発を招きかねないフレームブレイキングに見事に成功したモンスターで、ドラゴンクエストという作品の柔軟さや幅広さを感じさせられます。けれども、近年はそうした枠組みや既成概念の破壊を徒にやらかしている感じもしています。
ドラクエ2はファミコンで出ましたが、以後の技術向上により、スピンオフ作品のドラクエ2関連の部分では様々な追加がされています。
ローレシアの王子がエクステンションフルブレード、サマルトリアの王子がウインドスピア、ムーンブルクの王女が魔力覚醒やミラージュブレイクといった特技を使います。
また、ハーゴンは呪いのベホマズンや呪詛の声、さらに盲信の構えから狂乱脚や邪神流滅殺連撃といった格闘技を放ったりし、シドーは大悪魔や氷巨象を取り込んでジェノシドーに転生したりと、追加要素は増えています。
さらには、ドラクエ2の世界にはスライムアイスがバニラ、いちご、ミント、抹茶、メタルの5種類の味で存在することも後に判明しています。
壁掛けDQⅡの絵を得たことに関連して、ドラクエ2のことをいくつか述べてみた次第です。