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【ネタバレ注意】
占い師のレベル50のクエストに取り組んできました。実は未クリアでした。高ランクタロットの入手困難さやタロットのランダム性からいつしか占い師から離れていました。
クエスト自体久しぶりだったので、固有名詞や専門用語が最初はちんぷんかんぷんでした。
ユノから育ての母親であるマルグリットを探してほしいと依頼を受けました。ユノたちは結局のところ、マルグリットについて何も知らないのでした。ソーンとエゼルが居場所を占うと、「北」と「魔瘴」がキーワードにあがりました。
その二つが示す暗黒大樹の元に着くとマルグリットがいました。
「ピュアパールの力でみんなのハートをレボリューション」
占い師の秘術アルカナ・セラピアで世界の人の心を操るのが目的でした。占って悩みを解決しても苦悩は消えないことから、真の意味で人を救うには悩める心を消し去って全ての人の心を支配して統一すればよいという結論でした。
マルグリットはこちらの心を支配しようとしましたができませんでした。
「思い出しなさい!傷付くのを恐れ、勇気を見失い、夢を追うことに疲れ、希望を見失い、他者を妬んで大切な想いを見失う。人は弱く悩み喘ぎ続ける。楽になりたいでしょう?」
「なぜ?」とうろたえるマルグリットを見て、ユノはマルグリットの迷いに気付きました。
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ユノの助力でマルグリットの心の中に入ると、マルグリットの迷いから生まれた闇蜘蛛マルギトがいました。マルグリットを支配するのが目的です。
レベル50のクエストに対してこちらのレベルは108なので、一対一で戦うボスではあるものの、あっさり勝ってしまいました。
軟弱で悩み苦しみから逃れるために心の闇に身を委ねた人間に負けたことを闇蜘蛛マルギトは疑問に感じていました。
「貴様の心はどうなっている?」
マルギトがこちらの心を覗くと
「人の心に寄り添い続け、悩みと向き合うことでかくも揺るぎない魂へと成長するのか?」
そう言って、マルギトは消滅しました。
マルグリットにはお腹を痛めて産んだものの病死した娘がいました。占いで死は知っていましたが、運命変えられなかったことで、占い師は無力と思うようになりました。
けれども、マルグリットの娘は
「占い師は素晴らしい職業」
と言いました。
子の果たせなかった夢のために占い師を続けるものの、悩み苦しみ続け、無力を責め、疲れ果て、歪んでいったとのことでした。
ユノは言いました。
「母さんが悩んでいたことに気付けなかったのがくやしい。本気で悩むから人は人らしくいられる。人を闇から救うのは人の心。母さんだけは平気と思い込んでいたけど、これからは悩みを相談してほしい」
ユノが自身を超える占い師になっていたことを知ったマルグリットは旅に出る決意をしました。病死した我が子の願う占い師に、人間になるために。ただ、くじけそうになったら帰って一休みさせてもらうとも付け加えました。
母に対する尊敬と甘えを抱きつつ占い師としてさらに強く生きることをユノは決意しました。
そして、アルカナ・セラピアは封印されました。